ガラス工芸の営業の他に
建材硝子の営業も担当しております。
扱うガラスはサンゴーバンパターングラスなどの
クリア系型板硝子がほとんどで、最初はステンドグラス
に使うアートグラスに比べ無機質で面白味に欠ける
ガラスだなぁと思っていました。しかしこれが一旦、
あたたか味のある木製建具や、
現代建築にセンス良く使われているのを見ると
そのイメージの変わり様にいつも驚かされます。
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おもなお得意先は、硝子会社、設計事務所、建具店、
ハウジングメーカー等ですが、ハウジングメーカー様が
エンドユーザーのお客様を連れて来社されることが結構あります。
たいがいが若いご夫婦で、玄関の小窓やキッチンなど
に可愛くて素敵なガラスを選びたいと言うお客さまです。
そう言ったご夫婦は倉庫内をご案内するととられる行動
パターンが大体同じで、まず
?倉庫内のガラスの種類の多さにビックリされて2,3歩後ずさる。
やがて
?奥様を先頭に足早にしかし丹念に倉庫内を回られる。
すると
?奥様の足がピタリと止まり見つけた!という感じでガラス
を見つめます。(この時奥様の目はややハート型)
そして
?ニッコリ笑って振り向く奥様。やさしくうなづく旦那様。
こんな感じだったような気がします。
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こんなしあわせ一杯のお客さまのお相手をするときは
私も心がぽかぽかしてきます。
そう言えば遠い昔、こんな気持ちで新居の壁紙やカーテン
の柄を選んでいた記憶があったような無かったような。
畳と何とかは新しい方がと申しますが…。
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by オーウチ