月別: 2010年4月

バーナーの細引きやブルズアイのストリンガーを

カットすることができる工具があります。

細引きカッターです。

(未だ正式名ではありませんけど)

これは日本製でメーカーに刃の幅を調整してもらった試作品です。

従来品のタイルチッパーやサイドビッターやモザイクカッター、

そしてGTブレーカー等では太いガラスロッドは切れますが、

1mmに引いた細引きやストリンガーは両刃の間を

すり抜けてしまいカットすることはできません。

この細引きカッターを使えば簡単にカットできます。

もちろん細いので手で折ることも出来ますが、

折り口が尖ってしまい綺麗ではありませんし危ないです。

また正確な長さに何本もカットする場合などには、

このカッターが無いとかなりつらいですね。

細密な作品作りには欠かせない工具なんです。

しかしガラスロッドは刃の間に入らないので切ることはできません。

3mm以下の細引き専用カッターなんです。

まだ商品登録はしていませんが、

定価は2,300円くらいになる予定です。

お気軽にお問い合わせ下さいませ。

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この工具のもうひとつの特徴は、

片手で開閉ストッパーを開け閉めできることです。

細かいところですが、これはかなりポイントが高いですね?

( ^ _ ^ ) q

by? Tajima

金箔・銀箔と聞くだけで

何か雅なイメージが浮かびます。

5月からバーナーワーク用の

薄手の金箔と銀箔が発売になります。

No.91771 金箔 (薄手)? 110mm角 10枚入り

No.91772 銀箔 (薄手)? 115mm角 20枚入り

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従来品は金澄・銀澄という厚手のものでした。

厚手のものは吹きなどには良いのですが、

バーナーワーク用としては少し厚すぎるみたいです。

薄手の金箔・銀箔の価格設定はこれからですが、

出来る限りお値打ちになるように勉強します。

さらにプラチナ箔も薄手のものをアイテムとして揃える予定です。

どうぞよろしくお願い致します。

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昨今、金相場がぐんぐん上昇しているのが気になります。

販売価格が月毎に変動していくかも知れません・・

by? Tajima

写真の入れ歯は、私が入社してすぐの約17年前に、

先輩について「パートドヴェール」を初めてやってみた時の

作品(?)です。まず水ヒ粘土で原型を作り、耐火石膏G-2

(No.40900)を水で溶いて原型に流し込み石膏型を作ります。

後はガラスフリットを歯の白フリットを奥から盛ってゆき、

歯槽膿漏気味の歯茎の色(当時はBUF0301のフリットが

無かった為、グラスクラッシャーで作りました。)を上から盛り

830℃位で焼成したと思います。

最初はノウハウも無い為、フリットがどれ位沈み込むのか

分からず歯と歯茎の境目がしっかりできるか不安でしたが

何とか出来ました。中型キルン以上をお持ちの方で、ご興味

がおありなら一度お試しあれ。

※文中の焼成温度は弊社キルンでのものでそれぞれ異なります。

by? D.K

今頃になって笑われるかもですが、今春の

桜の時期も終わりもう振り返る時になりましたね。

先々週でしたか、私も友人の住む岐阜県下へ花を

見に行きました。もうすぐ見頃も終わり。

JR中央線で踏切待ちをしていると、コンテナを一杯

積んだ貨物列車が通り過ぎて行きます。もしかすると

桜前線も、これらコンテナのどれかに乗って、此へ

旅立って行ったのかもしれません。

さて、桜を想わせるガラスを私なりに挙げてみました。

スペクトラムなら、SP395-1S(写真中央)と、欠品中

のSP609-8S(5月入荷予定)それに新顔のSP399-1S

(写真右)・KO800番代でしょうか。

これはちょっと濃い目の花ですね。

あと、ブルズアイのBU2302(写真左)ですね。フュージング

のBUF2302もあります。

by? N.生

JUJOには全く別の場所に第2倉庫があります。

そこはJUJOの商品等のストック場所になっています。

実はサンドブラスト機もそこで組み立てているんです。

現在2種類のプチサンドシリーズの注文を頂いています。

ありがとうございます!!

今日は午後からその第2倉庫で、ブラスト機を組み立てていました。

写真でも分かるようにここはすごくうす暗いんです。

建物は倉庫としての造りなので天井がすごく高くて、

据え付けの照明などは全くありません。

照明はレフランプを所々に取り付けているだけです。

2個あるレフランプも1個が電球が切れていて、

いまは天窓からの光と1個のレフ球とテーブルランプだけが、

私の作業場所を照らしてくれてます。

なので完全に陽が落ちるとかなり暗くなります。

レフランプの場所が高くて高所恐怖症の私には、

とても怖くて電球の交換はできません。?

(我ながら情けないです・・)

でも今日ようやく他の用事でここに来た会社の人に頼んで、

切れた電球を外してもらいました。

(ひとまず外しただけですが・・ 特殊な電球なので取り寄せなんですね?)

?

暗い上に無人倉庫なので、気持ちまでマイナーになっていきます・・・

さらに今日は氷雨が降るとっても寒い一日でしたので、

身も心もColdになりましたです。。。

(今日、東北では桜が満開なのに、雪が降ったそうです。)

寒かったのですが、せめて外光を取り入れる為に

大きな鉄の扉を開いて頑張りました。

「もっと光を・・」 なんてね

こんな感じの殺風景な無人倉庫の中で、

ひっそりとJUJOのサンドブラスト機は組み立てられているのでした。。。

明日も組み立ての続きです。

寒くないことを只々願っていますけれど。

 ( – A – )

by? Tajima

ランプワーク専門季刊誌の最新号

「ランマガ11」が入荷しました。

今回のランマガには今年1月17日に神戸で開催された、

ルチオ・ブバッコのデモンストレーションの記事が載っています。

私も見に行きました。

とにかく素晴らしいの一言です。

記事を読んでいると改めて当時の感動が思い起こされます。

まさしく神の手を持ったイタリアのGlassマエストロでした。

ガラスはモレッティです。

耐熱ガラスのホウ硅酸ガラスではありません。

スカルプチャーワークを少しでもやったことがある方ならば、

この写真でどれだけ凄いテクニックを駆使しているかが分かると思います。

ルチオの神業を見ていると日本人がどんなに努力してもおよばない、

イタリア・ルネッサンス時代からのDNA的な聖域があるように思えてきます。

?

そんなルチオの直筆サインを持っている私は幸せ者です。。。

by? Tajima

オセアナは、リングモトルの定番

ティファニーランプには欠かせない素材として古くから

広く親しまれてきました。

しかし、オーナーが余生をサーフィンして過ごしたい

(本当です!)と言う事で、スタジオとしては惜しまれ

つつ廃業し、UG(ヤカゲニー)社が引き継ぐ形となり

ました。 (もう何年も前ですが・・・)

結局は別会社なので、完全に復元する事は出来ず

現行のOC(オセアナ)は別の商品の様な風合いに

なってしまいました。

お客様から「昔と全然雰囲気違うね」などと言われ

ますが、僕個人的にはとっても好きなテイストです。

なんだか押し売りっぽくなっていますが、あのどろどろ

した感じそれでいて透け感たっぷりの赤色は最高です。

あくまで個人的な見解ですが、興味のある方は是非

お試しあれ?(^o^)

(写真はOC712です)

by? T.K

来月発売する予定の商品で

スタンド型の鉄製フレームがあります。

横幅300mm縦180mm厚み4mmのパネルを

横からスライドして入れられます。

このフレームは立てることも出来ます。

とりあえず制作見本を作ってみました。

懐かしい田舎の風景です。

「里山の春」 でしょうか。。

?

兎追いし かの山

小鮒釣りし かの川

夢は今もめぐりて

忘れがたき ふるさと ♪

?

題名は「ふるさと」 でしたっけ?

(右下の白いものはウサギさんなんです。。)

?

ブルズアイパウダーで作ったフュージングパネルです。

これも実は山本先生のワークショップの合い間で作っていました。

詳細は5月のJUJOニュースにてご案内します。

?

この鉄製フレーム、まだ正式な商品名は決まっていません。

アイアンフレームなんてどうでしょう ?

安易過ぎますかね・・

いつもながら商品のネーミングは難しいんです。。。

by? Tajima

?Where is our spring????

We have been so much looking forward

?this season and it has come right around

the corner but next day it has gone.?

? Where is it? ?

?

In this blog, we are supposed to talk

?about something having a lot to do

with glass and stuff because that is

?what we do for living in this company.?

?Like, “OK. I admit I love BUF0403 much

?better than BUF0243 now because it

looks much prettier”?

?Here I am, I’m confessing my love for BUF0403

?and I showing my sorriness for BUF0243

?that I don’t love it so much as I did to it.?

?The topic for this blog should be something like this.

?( I have no idea who wants to talk about his love to

?the specific glass style and who wants to hear it!)?

?But sometimes it is ok to talk about something else.

So I would like to talk about something else.

That is why the title is “OFF the Topic”.

?

さて、たまには外国の方達にも

このブログに目を通して欲しいという勝手な理由で、

今回は英語での書き込みとさせていただきます。

誠に勝手ながら、はい。

?

OK. So back to “Off the Topic”.

Be honest, I don’t know what I want to talk about but

I guess I want to talk a bit about a dogwood tree I saw the other day.?

Oh well then this has something to do with glass stuff after all

First of all, I really don’t know much

?about plants thing but as I work in a stained glass field,

I have learned some about them.?

Like, names of them (both in Japanese and English),

their appearance, and etc.? Anyway,

I was walking in a town the other day

?and I found this tree with fully bloomed.?

?It looked so pretty with a lot of pinkish petals

?and I thought no wonder why people want to make

?something with this tree; like 12” dogwood in Tiffany.

? Those petals actually look like butterflies, don’t they?

??Please see the picture.? (Sorry but this is not a great picture.)

?

How do I want to end this blog??

?Well, I just want to say I probably would have never

?been interested in flowers and stuff?

?if I had not worked in this glass field.??

?So it is always nice to learn something new.?

?

Hope all of you enjoy this time of year with

?plants and greens around you.?

Spring is just right over there!

?

?by jun

先日開催された山本先生の

バーナワークショップ2日間の合間に、

5月に発売する新商品の作品見本を作っていました。

(ニュース原稿の締め切りがあるもので・・スミマセン)

1辺が20cmの四角い素焼きのスランピングモールドです。

こちらは1辺が16センチほどの四角鉢のスランピングモールドです。

どちらのモールドもシンプルで実用品として使えそうです。

ブルズアイのフュージング用クリアーガラスとパウダーを

使って6mm厚のオリジナルパウダーガラスをまず作ります。

これを20cmと16.5cmにカットして、

スランピングモールドに乗せて電気炉で焼成します。

出来上がった作品がこれです。

今朝、電気炉から出したばかりです。

透明感のあるグラデーションカラーのお皿です。

厚みが6mmあるので実用品としても充分な強度があります。

詳しい作り方は5月のJUJOニュースにて

ご案内させていただきます。

どうぞよろしくお願い致します。

?by? Tajima

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