日: 2011年1月15日

今日から森のハト時計制作は

ガラスカットの工程です。

まずはハト時計ムーブメントが入るメカニック部分を作ります。

型紙に基づいてガラスカットしていきます。

ガラスはウロボロスのUR00-361Cを使いました。

丸をつけてある部分は時計のシャフトなどを通す穴です。

ダイヤホルソーで穴あけします。

これはスピーカーの部分の穴あけです。

そう、この時計ムーブメントにはハトの鳴き声の為の

径3cmほどのスピーカーが付いているのです。

今までのシンプルな時計ムーブメントとは違い、

ボリュームコントロールや設定等のボタンスイッチ(2個)が付いた基盤があり、

配線コードで繋がれている3部構成なんです。

本格的なマイコン制御の時計ムーブメントですね。

なので従来の径8?10mmのシャフト穴をあければ、

ステンドグラスの時計になるほど簡単ではありません・・

しかもすべてプラスチック製なのでハンダ付けも不可能です。

さらに電池交換(単2乾電池3本)や故障した際の修理の為には、

BOXの中に閉じ込めてしまうこともできません。

壁掛け用のフック部分も作らなくてはいけません・・

結局ムーブメント自体、全くガラス工芸用には設計されていないのですネ。

少し難しい。。

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一応作図した型紙に沿ってガラスカットは完了しました。

こんな感じです。

ムーブメントの基本的なところだけで24ピースです。

これらをコパーテープを巻いてハンダ付けします。

図面に間違いなければハト時計のムーブメントは、

きれいにおさまるはずです。。

底冷えする寒さの中でのガラスカットで、

少々疲れましたので今日はここまでです。

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時計を見たらすでに午後6時を過ぎていました・・

この「森のハト時計」制作は長期戦になりそうです。。

by? Tajima

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