Pink Matter

今日は東海エリアにも台風が来そうで、社内も
いつも以上にバタバタしています。
さて、フュージング用ガラスで最近ではだいぶ
みなさんにも浸透してきている、”ストライカー”。
焼くと色が出る、ガラス (”焼かないと色が出な
いガラス”とも言うな)。 その中でピンクはユーザ
ー泣かせのガラスだと思います。 ちょこっと焼い
て色を出したいのに、ちょこっと焼いても色が出な
いのがピンク。 色を出すのにゆっくり、じっくり
焼成しないときちんとした色がでないんです。
Bullseye社では、ピンクの色を出す為の焼成ス
ケジュールを出していますが、重ねて焼くわけ
じゃないのに、泡抜きの工程を経なければなら
なかったりと、何かとややこしい。 そこで十條
で色々とテストした結果、1時間に100℃ずつ
温度を上げて800℃で焼成するのが一番分か
りやすい焼成スケジュールで、しかも10回以
上テストしましたが、色もきちんと出ています。
キルンのタイプなどで、色々変わってくるので
ご自身のキルンでテスト焼成をして結果を確か
めてください。
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で、今回あるお客様からピンクの色が出ないと
問い合わせがあったので、再度色々なピンクを
再確認の為焼成しました。 やはり、100℃/h
で800℃まで温度を上げました。
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こちらが焼成前で、
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こちらが焼成後です。
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言ってみれば、ピンクのビフォー・アフターです
ね。結果は各ピンクとも綺麗に発色しました。
発色させる為に焼成しなければいけないのは
ちょっと面倒ですが、やはりピンクは綺麗な色。
発色したガラスを見ると、手間をかけた甲斐が
あったな。と思うように、、、、いやそう思います。
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by jun

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