日: 2017年5月12日

20歳の男子大学生(本書の主人公)が偶然立寄った花屋の店員は、天然ドジで自転車にも乗れない運動音痴。

しかし花が絡んだ奇妙な謎を、豊富な知識と見事な推理力を駆使して解き明かす27歳の女性でした。彼女に不思議な魅力を感じた主人公は、成り行きで花屋のアルバイトを始めるのですが……という、謎解きあり恋愛あり花に関する雑学ありの優しさにあふれた物語です。本書によれば、スイートピーの花言葉は「別れ」という悲しいもの以外に「門出」や「私を忘れないで」というものもあるそうなので、弊社のモールド「スイートピー 14“」(カタログNO67004)も是非贈答用の作品に御利用下さい。

本書のヒロインの様にチャーミング(死語?)な女性が働く花屋さんが自宅か職場の近所にあれば、小生も確実に常連客になった事でしょう。でも來来軒(らいらいけん)という中華料理店が昔のTVドラマや漫画にしか存在しない様に、こんな花屋さんもけして実在する事はないのでしょう。だからこそ魅力的なんでしょうね。

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Ichikawa

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