日: 2018年5月2日

去年に紹介した金属光沢のあるガラス(BU6045)が、ハンダをパティーナで染めた時に、ガラスの金属光沢が消えたという問い合わせがありました。

 

実際にこのガラスをパティーナに浸けてしばらくしたら、金属光沢が消えてしまいました。
お客様にはパティーナ染め等をする場合にはマスキングテープ等で養生して行うようにお願いしたのですが、その時に「ブラックKに長時間浸けていたらどうなるのだろうか?」と疑問に思い、ブラックKに浸けて6か月ほど放置していた(忘れていた?)ガラスの様子を見てみました。

 

 

金属光沢はもちろん消えていますが、ガラス自体も若干変色しているようです。

ブラックK自体も緑色に近くなり、ガラスの成分や金属光沢の成分が溶けた影響なのかな?と勝手に思いました。

 

 

カタログにあるように効果の高い薬品には、ガラスに影響があるものもありますので、取扱いの際には細心の注意を払ってご使用ください。よろしくお願いいたします

 

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