日: 2010年6月23日

先週からコツコツ作っていた

ワンコのランプが本日出来上がりました。

こんな感じになりました。

だいたいイメージ通りにできました。

このランプシェードにはサンドブラストとフュージングと

バーナーワークとステンドグラスの4種の技法が入っています。

どれ1つを欠いてもこのランプは出来ません。

ある意味非現実的なランプシェードです。

ただこのような組み合わせで作ってみるのも、

未知の体験の連続でワクワクしておもしろいものです。

でもハンダ付けの際にガラスに熱負荷がかかってしまい、

数箇所に熱割れが入ってしまいました。

少しショックでした・・

ガラスの中央にレンズのような厚いガラスが付いているので、

厚み4mmのベースガラスとの厚み差が大きくて、

熱負荷に堪えれなかったのが原因と思われます。

徐冷不足によるガラスの歪が原因ではないと思います。

今回の場合は低融点ハンダを使えば良かったのかも知れません。

こういう特殊な形状のフュージングガラスをステンドグラスとして組み込むには、

直接熱負荷がかかるコパーテープ技法ではなく、

鉛ケイムで組む方が良いのかも知れませんね。

組みあげてみてはじめて分かることもあります。。

今回はいろいろな工程で良い勉強になりました。

?

誰もやったことの無い技法への挑戦にはリスクは元来つきものです。

他人には失敗作に見えるかも知れませんが、

私自身はこのランプシェードがとても気に入っています。

by? Tajima

先週のことですが、西日本のお客様より

ガラスの色目と表情の件をお電話で伺う機会がありました。

おでんわでは、「全体が赤の透明で、表面に丸い出っ張りの

ようなブツブツ文様がたくさんある。」とのこと。

他の社員にも話を聞き、ブルズアイのフリット付きガラスBU4228F

かウィズマークのハンマードのレッドWH18LTGのどちらからしい

ことがわかり、折り返しのご連絡で後者に間違いないことを確かめ

た次第。電話での色目とかの説明は、神経を使うのは事実ですが、

日頃得た知識が生かせるチャンスであるのも事実です。

又、いかにわかりやすく先方に伝えるかの技を磨くよい機会でも

あると思います。電話対応から学ぶことは多いです。

画像はWH18LTGです。

お客様の「本気」が伝わって来る色合いです。

by? N.生

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