日: 2009年8月28日

自宅の本棚の整理をしても、

絶対に手放せない大事な本があります。

その中に宮大工棟梁の西岡常一と小川三夫著の

「木のこころ 木のいのち」天・地があります。

西岡常一氏は法隆寺修復の宮大工として生きた方です。

平成7年に亡くなりました。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E5%B2%A1%E5%B8%B8%E4%B8%80

そして小川三夫氏はその西岡常一の内弟子でした。

現代の名工、宮大工棟梁として広く知られています。

http://sankei.jp.msn.com/culture/arts/090129/art0901290819003-n1.htm

これは親方とその愛弟子が書いた本です。

私ごときが語れる方々ではありませんが、

本の中に書かれているひとつひとつの言葉がとても深いです。

仕事に迷った時には、この本を読むことで救われます。

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お二人ともほんとに良い顔をされています。

真摯な姿勢と妥協しない信念を持って仕事をしてきた人は、

年齢を重ねるにつれ必ず厳しさを備えた良い顔になっていきます。

良い仕事をする職人は、決まって良い顔をしています。

頭脳や愛想ばかり良い顔とは、まったく次元が違います。

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それにしてもガラスにも

「ガラスのいのち、ガラスのこころ」があるでしょうか?

少なくてもガラスが喜んでいる作品はあります。

そしてガラスが泣いている作品も・・

by? Tajima

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