アニールホールド(アニールソーク)の新しい温度

去年の夏頃にBullseye社から

新しいアニールホールド(アニールソーク)

の温度帯の発表がありました。

Bullseye社からの発表から随分時間が経っていますが、

弊社でも何度か実験焼成していたので、

この時期になってしまいました。すみません。)

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今までのアニールホールドの温度は516℃でしたが、

新しい温度は482℃です。

余談ですが、いつもなんとなく思っている事ですが、

この516℃だの、新しい482℃だの、

細かい温度(1の位の温度)って重要なのかなぁって。

アメリカは華氏設定で話しているので、

それを摂氏に計算すると、

たまたまこういう細かい数字がでてくるだけだから、

覚えやすく515℃でも480℃でも良いんじゃないかって

と思いつつも私の性格上それをきちっと守ってしまうんですよねぇ。

(律儀すぎるというか、なんというか。

悲しい性格だと自分では思っています。。。)

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さて、この482℃にすることで今までの温度と何が違ってくるか?

という点ですが、516℃とくらべて、時間的に効率が良くなります。

例えば、フルフューズからアニールホールド一気に温度を下げてキープをし、

さらにそこから1時間あたり何十度かづつ370℃付近まで温度を下げていきます。

(もちろん焼成するガラスの厚みによってキープの時間や1時間当たりの

温度のスピードは変わってきます。)

516℃から370℃まで下げていくよりも、

482℃から下げる方が時間は節約できますよね。

時間短縮ということは、それだけ電気代も節約できるという事です。

フュージングの世界もエコを考えてということでしょうか??? 

ちなみに、どの厚みの時にどれだけアニールホールドでキープをして、

370℃付近まで何度ずつ温度を下げていくかという、

アニーリングチャートなる物が

Bullseyeのホームページで見る事ができます。

便利なチャートですよ。

下記のURLから見てください。

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http://www.bullseyeglass.com/pdf/other_tech/Bullseye_annealing_thick_slabs.pdf

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しかし、BullseyeのグッズでアニーリングチャートTシャツ

というのがあるんですが、アニールホールドの温度が変わってしまって、

今のTシャツどうするんでしょうか?

新しいチャートで作り直すのかなぁ?

単にチャートをTシャツにプリントしてあるだけなんですが、

なんか可愛らしいTシャツですよ。個人的には好きです。

これが、アニーリングチャートTシャツです。

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by ?jun

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