写真の入れ歯は、私が入社してすぐの約17年前に、
先輩について「パートドヴェール」を初めてやってみた時の
作品(?)です。まず水ヒ粘土で原型を作り、耐火石膏G-2
(No.40900)を水で溶いて原型に流し込み石膏型を作ります。
後はガラスフリットを歯の白フリットを奥から盛ってゆき、
歯槽膿漏気味の歯茎の色(当時はBUF0301のフリットが
無かった為、グラスクラッシャーで作りました。)を上から盛り
830℃位で焼成したと思います。
最初はノウハウも無い為、フリットがどれ位沈み込むのか
分からず歯と歯茎の境目がしっかりできるか不安でしたが
何とか出来ました。中型キルン以上をお持ちの方で、ご興味
がおありなら一度お試しあれ。
※文中の焼成温度は弊社キルンでのものでそれぞれ異なります。
by? D.K