先週からコツコツ作っていた
ワンコのランプが本日出来上がりました。
こんな感じになりました。
だいたいイメージ通りにできました。
このランプシェードにはサンドブラストとフュージングと
バーナーワークとステンドグラスの4種の技法が入っています。
どれ1つを欠いてもこのランプは出来ません。
ある意味非現実的なランプシェードです。
ただこのような組み合わせで作ってみるのも、
未知の体験の連続でワクワクしておもしろいものです。
でもハンダ付けの際にガラスに熱負荷がかかってしまい、
数箇所に熱割れが入ってしまいました。
少しショックでした・・
ガラスの中央にレンズのような厚いガラスが付いているので、
厚み4mmのベースガラスとの厚み差が大きくて、
熱負荷に堪えれなかったのが原因と思われます。
徐冷不足によるガラスの歪が原因ではないと思います。
今回の場合は低融点ハンダを使えば良かったのかも知れません。
こういう特殊な形状のフュージングガラスをステンドグラスとして組み込むには、
直接熱負荷がかかるコパーテープ技法ではなく、
鉛ケイムで組む方が良いのかも知れませんね。
組みあげてみてはじめて分かることもあります。。
今回はいろいろな工程で良い勉強になりました。
?
誰もやったことの無い技法への挑戦にはリスクは元来つきものです。
他人には失敗作に見えるかも知れませんが、
私自身はこのランプシェードがとても気に入っています。
by? Tajima