不景気の中、日本を代表する企業の日産でも
主力車種の生産を海外に切り替えて
国内の販売価格を抑える方向で
顧客のニーズに応えようとしています。
ガラスメーカーでもその波は押し寄せているようです。
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フュージングで使われている
ブルズアイのガラス板・フリット・パウダーに
Striker 「ストライカー」という表記があります。
ステンド用のガラスのように、
見た目の色が焼成後の色と同じわけではなく
熱を加えてはじめて色が出るというものです。
弊社でも、今までストライカー仕様ではなかったものが
入荷してみたら、今回からストライカーになっていた・・・
ということが多々ありまして、
ブルズアイのカタログ表記も追いついていない状態です。
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また、今までのストライカーとは違い、
かなりゆっくりと時間をかけて温度を上げていかないと
色の出ない仕様となっていまして、
長く同じ品番を繰り返しお使いいただいているお客様も
「品番は合っているが、中身が違う!」との
問い合わせをいただいたりしています。
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今まで工場で、ガラスの色を出す為の焼成の工程をカットして、
エンドユーザーである作家に委ねているというこれも、
企業努力のひとつといったところでしょうか・・・
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フュージングは同じガラスで焼成しても、
窯・温度・時間でまったく別物になるという
偶然の産物と呼んでいいほどのモノといえるようです。
そこが、難しくもあり、深いところでもあるのでしょう・・・
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恒例のブルズアイでの、
「フュージングワークショップin The USA」
が10月に開催予定です。
ぜひ、その深いところを探ってみるのはいかがでしょうか
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tomo