夏真っ盛りです。夏といえば海、海といえば魚、魚といえば熱帯魚です。
そこで今回は、ガラスで作る熱帯魚の御紹介です。
こういうと「熱帯魚って派手でカラフルな魚が多いよね?当然色ガラス
も沢山要る。結局、ガラスを沢山売りつけようという魂胆じゃないの?
生憎そんな余裕は……」などという声が聞こえてきそうです。御安心下さい。
今回紹介するのはグラスフィッシュ、文字通り全身がクリアーガラスの
ように透き通った魚なのです。これなら用意するガラスは骨格や目の部分
も含めて小板五種類ほどでOK。
クリアー系ならどのメーカーにもAまたはBランク(低価格)があり、
これほど低予算で作れる熱帯魚があったのか!という感じです。
それでも「ちょっと高級感が出したい」という方は、ランバーツや
サンゴーバンのクリアー系がお勧めです。
因みに写真はトランスルーセント・グラスキャット・フィッシュ
(別名透明なまず)とグラス・フィッシュです。
ぜひ挑戦してみてください!
それにしても、私がこれらの魚を見る度に思い出すのは、幼い頃に
見た映画や漫画の透明人間が食事をしている場面です。料理や酒が
次々と浮かんでは空中に消え……という描写が多かったように記憶
していますが、「体が透明なのは認めるとしても胃の中へ入った料理
まで透明になるのは変じゃないの?」と子供心にも釈然としなかった
のは私だけでしょうか?
byフロスト