酸素バーナーのお話 ?

昨日に続き酸素バーナーのお話です。

先日は酸素ガスのお話でしたので、

今日は酸素ボンベを紹介します。

酸素ボンベと言ってもスキューバーダイビングで使用する、

通称「酸素ボンベ」とは全く違います。

スキューバーダイビングでダイバーが背中にしょっているのは、

正確には酸素ボンベではありません。

あれは空気を圧縮して詰めただけのエアータンクです。

空気の80%は窒素で酸素の割合は20%しかありません。

よって高圧縮された純度100%の酸素ボンベを

本当に海中で吸ったならば、

おそらく死んでしまうんじゃないでしょうか・・・

スキューバーダイブをやる人が「酸素ボンベ」と呼んだ方が、

なんとなくカッコイイからそう呼ばれるようになったのかも知れません。。

「空気ボンベ」ではいまいちカッコつかないですものね・・

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話は横道にそれましたが酸素ボンベの話に戻ります。

写真の黒いボンベが2立米の酸素ボンベです。

とてもスリムで軽量なので女の人でも簡単に持ち上げられます。

手前のグレーのボンベはLPG(プロパン)ガスの5kgタイプです。

低圧レギュレーターを付けて使用します。

これは3立米の酸素ボンベです。

2立米タイプと比べて径が太くなります。

酸素ボンベには必ず酸素圧力調整用のレギュレーターを、

ボンベ本体に取り付けて使用します。

2立米までのクラスは酸素ボンベの容器を買い取りしなければいけません。

ボンベの流通が少ないのが理由だと思います。

同じ3立米でも高さが低くて径の太いタイプもあります。

このクラスは一般男子であれば大体1人で持てますが、

かなりずっしりと重くなります。

持ち上げる際には腰を痛めないように注意が必要です。。。

これが7立米酸素ボンベです。

どうですか・・  ちょっと大きいでしょう 。。。

1人ではとてもじゃないけれど持つことさえ出来ません。

倒れると危険なので柱などにPPバンドで固定しています。

この7立米ボンベは工業用として広く使用されているので、

工場や企業相手にレンタルされていて、大量に流通しています。

一般家庭にはあまり流通していません。

酸素バーナー専門でやっているランプワーカーのアトリエには、

この7立米の酸素ボンベが5?6本常備してあります。

こんなデカイ酸素ボンベも、見慣れてしまうとどうってことはありません。

むしろ1本あるだけで酸素切れの心配から開放されて、

作業していてもすごい安心感があります。

お気づきかと思いますが、

酸素ガスのボンベの色は黒色と規格で決まっています。

加えて文字の色まで白と決められています。

参考までにこんな感じです。

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酸素ガス 外面  :黒色
       ガス名:白色

水素ガス 外面  :赤色
       ガス名:白色
       「燃」の字:白色

液化炭酸ガス 外面  :緑色
          ガス名:白色

液化アンモニアガス 外面  :白色
             ガス名 :赤色
             「燃」の字:赤色
             「毒」の字:黒色

液化塩素ガス  外面  :黄色
          ガス名 :白色
          「毒」の字:黒色

その他 
可燃性ガスの場合  外面  :ねずみ色
             ガス名 :赤色
             「燃」の字:赤色

その他の場合  外面  :ねずみ色
           ガス名 :白色
           「毒」の字:黒色

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-?他サイトより引用-

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へぇ?って感じです。

皆様に馴染みがあるのは「液化炭酸ガス」じゃないでしょうか。。

生ビールのサーバーの側に緑色のボンベが必ずありますよね?♪

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酸素は英語で Oxygen?  元素記号は O です。

でも人間が生きていく上で酸素は欠かせないと聞きますが、

窒素は何の役に立っているのでしょうかね?

空気中の80%も占めているのにあまり重要視されてないのは、何故でしょう・・・

政治の世界ならば圧倒的な政権を持っているようなものなのに。。

たまにTVで液体窒素が出てきて薔薇やバナナを

意味も無くカッチコチに凍らせて驚かせてくれますが・・

世間一般では酸素、酸素と酸素ばかりもてはやされます ? ?

世の中分からないことばかりです。。。

池上彰さん教えてください?

by? Tajima

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