Appleの専門誌「Mac Fan」10月号に
アップルデザインについての記事がありました。
興味深い内容だったのでTSUTAYAで購入しました。
アップル社はたくさんのコンピューターメーカーが
乱立し鎬を削るPC業界において、
明らかに一線を画したApple Worldを展開しています。
近年では携帯音楽プレーヤーiPodや携帯電話のiPhoneでも、
世界的シェアを獲得しています。
ジョナサン・ポール・アイブ(インダストリアルデザイン担当副社長)が、
アップルのデザインコンセプトについて語っています。
アップル社は1998年に衝撃デビューしたiMacから
熱烈なMacファンを獲得していきました。
新製品を発表する度に、
その洗練されたデザインとパフォーマンスで世間を驚かせています。
アップルデザインの凄さは、
名だたる他メーカーの追随を寄せ付けない
微塵の妥協も排除した厳格なまでの美学です。
Macユーザーのほとんどは、
その限界まで贅肉を削り取った絶対的な美に屈服 ? !
させられてしまいます・・
そのDesignコンセプトには確たるアイデンティティーがあるからでしょう。
それは単純にデザインセンスが良いとかの軽い次元のものではありません。
学校などでデザインを勉強しただけのデザイナーが作るものとは、
もともと出発点が違うのです。
秀逸なデザインとは他人から教えてもらったり、
真似たりするものではなく、
つまるところは、
デザイナー自身の哲学から確信的に生み出されてくるものだと思います。
対峙して心拍数が上がるようなデザインの奥底には、
必ずデザイナーの深い哲学があります。
アップル社の目覚しい躍進は、デザインの勝利と言っても過言ではありません。
私自身は初期のiMacを1台もっているだけで、
普段は使用ソフトの関係でWindows PCを使用しています。
Windows にはApple並の高いデザイン性の期待感を、
初めから持っていません。
汎用品としてのソフト機能が充実していれば良いのです。
AppleとWinはアーティストとエンジニアの違いです。
いつか楽しみと遊び用としてiMacを所有したいと思っています。
by? Tajima