葡萄のお皿作りも
今日が最終工程のスランプ焼成です。
直径40cmの大皿用の素焼きモールドに、
離型剤を厚めに塗ります。
かなりの重量がある葡萄ガラスプレートのスランプ焼成なので、
念のため棚板表面の水平レベルを水平計で測りました。
若干ですが傾きがあったので修正しました。
いよいよスランプ焼成です。
葡萄のプレートを素焼きモールドに乗せます。
もしかしたら焼成途中にして割れてしまうかもしれない、
かなり危険な作業なことは充分理解しています。
成功率で言えば50%ぐらいと思っています。
割れてしまえば、今までの仕事はすべてパーになります・・
(ここで止めておけば、とりあえず丸い葡萄プレートとしての作品は残せます。)
それでも最後までやらなければ、
ここまでやってきた意味はありません。
たとえ粉々に割れたとしても、
こういう制作は無理なんだと分かることが、
有意義ということになるのです。
成功すればこの制作方法をさらに高度に発展させることができます。
どちらにしても勇気を持って、
新しい技術に挑戦することに意味があると信じています。
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私なりに考え抜いた焼成プログラムを電気炉に入力して
今日の作業は終了です。
あとは祈るだけです。。
( – A – )