今日は3D葡萄の大皿の
制作をしました。
フュージングで作ったオリジナルガラスを
葡萄の葉の形にガラスカットします。
これをバーナーの炎で炙り
パウダーをかけながら表情をつけていきます。
ひたすら地味な作業が続きます。
とりあえず今日は12枚ほど作れました。
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突然ですが、
このブログを読んで下さっている方からのリクエストで
ダイヤホルソーによるガラスの穴あけの方法を
書いてほしいとの事ですので、
説明させていただきます。
丁度ガラスをくり抜く作業があったので、
その時の写真で説明します。
まずはくり抜くガラスです。
このガラスは約20cmにカットしたBUT1101AAA2枚の間に
金澄と銀澄を挟んでフルフューズしたものです。
厚さは約4mmあります。
次にテーブルドリル本体にダイヤホルソー30mmを装着します。
テーブルドリルごと浅めのプラスチックパットの中に設置して
パットに水をはります。
テーブルドリルのテーブル面には
厚み4mm位の透明なガラスが敷いてあります。
フラットなガラス板なら(FL003等)なんでもOKです。
端材ガラスで構いません。
このガラスの上に穴あけするガラスを置きます。
穴あけするガラスが全体に水につかる程度に水を入れます。
ダイヤは必ず水で冷やしながら使用しないと、
摩擦熱で焼けて使えなくなってしまいますので注意してください。
レバーを下して穴あけする位置を確認します。
中速程度のスピードで穴あけします。
(高速回転で使用すると速く空けられますが、ダイヤの劣化が早まります。)
一気にレバーを下げずに何度も上下しながら、
5?6回くらいで穴が空くようにします。
途中穴あけカットしているラインに水が供給されているかを確認します。
穴が空いたらダイヤホルソーの中に詰まっているガラスを
細い真鍮棒などで押し出し完了です。
こんな感じです。
4mm程度の厚みならばおよそ30秒くらいで穴開けできます。
いかがでしょうか。
テーブル板にガラスを敷くことで、
ホルソーが抜けた際にガラスやダイヤに負荷がかからないようになっています。
とっても簡単ですのでお試し下さいませ?♪
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このくり抜いた金箔のガラスを使って、
3D葡萄の大皿のお月様パーツとして使おうと思っています。
今回はこんな墨流しのようなイメージです。
完成までにはまだまだパーツ作りが続きます。。
がんばらなければ・・
by? Tajima