先日NHK BSプレミアムの
「たけしのアートビート」という番組で
イタリアのガラス細工職人
「ブルーノ・アマディ」という作家が紹介されていました。
http://www.nhk.or.jp/takeshi-art/
予告で知っていたのでとても楽しみにしていた番組でした。
のっけからドキドキするような映像です。
ブルーノ・アマディというお名前は知りませんでしたが、
なかなかの腕前です。
すごいなあ?
たけしさんのリクエストでカマキリを作ってみせてくれてます。
途中カマが外れるアクシデントがありましたが、
リカバリーも手馴れていて15分くらいで作ってしまいました。
やはりかなり手早いなぁ・・
ランプワークでの中でもスカルプチャーワークは、
特に手早さが重要な要素なんだと最近分かってきました。
たけしさんが出来上がったカマキリを虫眼鏡で見て感心しています。
このカマキリは徐冷のために電気炉にも入れていません。
バーナーで作ったまま冷ましています。
これはガラスがモレッティだから出来ることなんです。
もし同じようにブルズアイガラスで作ったら、
確実に割れてしまいます。
単に膨張係数の問題ではなくてガラスの性質の違いなんです。
(しかもブルズアイ仕様に作り方も多少変えなくてはいけません。)
モレッティや佐竹ガラスはスカルブチャーワークに適したガラスなんですね。
それにしてもこのカマキリを、
たった15分で作るなんて相当な腕です。
(細かい部分のディテールを比較すれば、
ビットリオ・コスタンティーニの方が上かもしれませんが・・)
それにしても、ほんと素晴らしい。。
by? Tajima