日: 2014年4月7日

さて、久々の焼成ネタです。 今回は、18216キャスティングモールド
H/C(サークル/ハート)を使って、BUロッドでサークルを焼いてみま
した。

ロッドを11000 GTブレーカーで短くカットします。 ちなみに、使った
色は クリアーBUR1101AA、キャセ系ターコイズのBUR1116Aです。
*** キャスティングモールドを使用する際の注意点です。 ***
このモールドを使用して焼成する時には、ガラスの重さを量って
モールドに置きます。 15?18gで焼くと、幅9?9.5mm、厚み
8?9mmくらいの物ができます。(私の焼成した実験結果ですが)
ロッドを使用することで、フリッとより粒の大きい物で焼くので、
できあっがった時に泡がほとんど入りません。
離型剤は、90025のパーフェクトプライマーを使います。
*** ここでも、離型剤の塗り方の注意点。***
何回か私も経験あるのですが、高温で焼く為、ガラスが
モールドにくっついてしまって、取れなくなるという事が起きます。
このくっついた状態をたまたま見た O先生が離型剤の塗り方を
教えてくださいました。 離型剤を吹き付けたあと、一度乾燥させ
ます。 そして、乾いたら指で擦り付ける様にして離型剤をモール
ドの肌に塗りこみます。 そして、もう一度軽く離型剤を軽く吹き付
けます。 まだ、試していませんが、これでガラスがくっつかずに
すむそうです。 O先生ありがとうございました。
これを 825℃で焼成しました。

焼きあがったサークルのガラスを、機械と手磨きのセットでガラス
の艶がでるまで、ひたすら磨きます。 時間を見つけてはせっせ、
せっせと。 機械は平の研磨機、例えば 81029のB4Vなどを使う
のが理想ですが、ない場合はルーターで粗磨き(削り)を行い、
あとは、手で磨く事もできます。 手で磨く場合は、細かい所や、
Rのかかった曲線も磨けるという利点があります。 今回も、途中
から完成までは手で磨いています。
磨きは手間はかかりますが、仕上がりがとても綺麗で、作品の完
成度がグッとあがります。 向き、不向きはあると思いますが、磨き
の作業は何も考えず、ひたすら作業を続けるのは、個人的には
嫌いではありません。
by jun

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