日: 2014年11月5日

5か月ぶりの四国出張。

松山は風情があって、好きな街の1つです。

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出張中は、ホテルとお客さまのところを移動して1日が終わるという感じで、いくら気に入った町並みであっても、ゆっくり見て回るなんてなかなか出来ません。

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そんな中で、松山でのその日1日が終わり、ホテルに着くと、フロントで自転車が借りられるとのこと。

「よし!」と言うことで、夕食の買い物がてら自転車で夕方の松山の街へ。

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特に当てもなくしばらく行くと、以前にも来たことのある城山公園のお堀端に出ました。

そして、お堀の向こうの方に騒がしい白いかたまりを発見。

近づいてみるとそれは5羽の白鳥と水の中の鯉が争うようにしてエサを食べている場面でした。

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しかし、しばらく眺めていると、それは争っているのではなく、白鳥たちがわざと食いちらかして鯉たちにエサを分けてあげているようにしか見えませんでした。

「へぇ?、大したものだ。大いに癒されたぞ!私は。」と心の中でつぶやき、気持ちよくその場を離れようとしたその時、この同じ歳恰好の、仲良くエサを食べている5羽の白鳥たちを見て、

「キミたちは、もしやあのときの...」

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私の脳裏に蘇ったのは、ちょうど5か月前のこの場所で出会った白鳥の親子。確か地元のテレビで注目されていた親子で、その後その番組がどうなったか知りませんが、「よくぞここまで1羽も欠けることなく立派に育ったものだ。白鳥好きとしてはすごく嬉しいぞ!(突然の白鳥好き)」

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その日の出来事で気持ち良く名古屋へ帰ってくることができました。

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さて、この話はあたまに「たぶん?」が付く話で、白鳥は本当に鯉たちにエサを分けてあげていたのか、実際にあの白鳥たちが5か月前のあの兄弟だったのか定かではありませんが、まあ、そこはそれ、そう信じたほうが、人生楽しくありませんか?

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by ohuchi

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