ブルズアイのCUR(キュアリアス)、ガラスの価格表に載っていて、
普通のものより価格が抑えめなので、気になっている方もいらっしゃるようです。
そもそもCURとはどんなものなのか・・・ざっくりいうと「少々難あり」です。
実物は弊社の倉庫にて見ていただくしかないのですが、
同じ品番でもCURは模様がちょっといつもと違う、とか
ちょっと普通より透けてるな、とかそういったものです。
面白いものもあるので、掘り出し物というとらえ方もできます。
ただ、少し注意していただきたいのが「BUFのCUR」です。
これはフュージングできるCURなのですが、メーカーの説明を読むと
焼成後の色が範囲外になるということが書いてあります。
(ブルズアイカタログのBullseye Codeing Systemの章参照)
どういうことか?と思い、BUFCURの2311を焼成してみることにしました。
見慣れた2311の感じで、強いて言えば色が薄い??というくらいでした。
その角を落としてテストピースとしました。
なんとピンク色がどす黒くなってしまいました。
透かすともはや赤黒いくらいです。
※四角いピースの片方は焼成していません。
この、本来なら色が変わらないはずのものが変わってしまうところが
この板がCURたるゆえんだったようです。
(全てのBUFCURがそうなのかはわかりませんが・・・)
でも、焼成後の色も珍しいので、変わっても楽しめる!
という方にはおすすめします。
そうでないならコールドワークで使っていただく方が無難かもしれません。
たかの