日: 2019年6月12日

この5~6年 ステンド製作をしている方々には
材料の肝であるガラスメーカーの閉鎖やら
方針が様々に変化してきびしい状況が続いています。
ままならぬ思いを行き場のないまま過ごしている方も多い事でしょう。

 

ガラスメーカーはその地域の環境問題や経済問題など様々な影響の中
フュージングに特化して製造することで
経費を抑え、効率よくガラスを作る方法を選択しています。

フュージング用のガラスは膨張率を合わせて
製造してあるものです。

膨張率の違うガラス同士を組み合わせて焼成した場合
歪みが出て、割れが起こります。

フュージングガラスはその工程から多少レギュラーとは
価格も違ってきますが見た目ではその違いは全くわかりません。

 

 

本来焼成するものであれば
ガラス表面のテクスチャーは意味の無いものですが
ステンド用にフュージングの材料を使い
テクスチャーやカラーのバリエーションを
増やしつつあります。

ぜひ今後のフュージングガラスへの移行を
見守っていただきたく
共にがんばっていきましょう。

 

 

 

mizuno

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