最近では、「焼くと発色するガラス」、ストライカー
という物が多くなってきました。 これって、逆に
言えば、「焼かないと色が出ない」って事でしょ?
と誰かがぼやいてるとか。。。
さて、このストライカー、例えばフルフューズしながら
焼いたらちゃんと色が出るという単純なガラスから、
「焼いたら色出るって書いてあるじゃん。なのに焼い
ても色出ないんだけど!!」という、ちょっと困ったガラス
まで、色々です。
特に、ピンク系のガラス中でも、この2つの品番に
ご注意。BUF1824GとBUF1831G。 両方共可愛らしい
ピンク系のガラス。しかし、単純に温度を上げただけで
は色はでません。 そこで、今日はこのガラスの色出し
の為の焼成スケジュールを紹介します。
1. 100℃/h-805℃-10分キープ
以上。
メーカーではもっと複雑なスケジュールを教えてもらい
ましたが、色々試しみたら時間はかかるものの、この
単純なスケジュールで発色しました。 3回ほど試して
3回とも発色していました。
写真は、ピンクと紫のストライカーの焼成前と焼成後の
写真です。 品番は上左から、
0301, 0305, 1215, 1234,
1305, 1311, 1332, 1823
1824, 1831, 1834, 1334?
です。 ピンクの発色で困っていたら、参考にしてみて
ください。
by jun