定番ですが、やっぱり……

今頃の時期、ガラスアートの素材に相応しい花の代表といえば、やはり薔薇が思い浮かびます。先日ある通販カタログに「ベルサイユのばら」(!)という品種の薔薇の苗が販売されているのを発見してちょっと驚きました。因みに色は深紅です。花言葉は愛情・情熱等。

色によって花言葉は違いますが、黄色い薔薇は不誠実・嫉妬等悪いイメージのものが多く、贈り物には不向きとされていました。かつてのヨーロッパにおいて黄色が「裏切り」や「身分の卑しさ」を象徴する「負のカラー」だった為といわれていますが、現代では温かみのある色とされ、「友情」や「深い愛情」を込めて盛んに贈られるようになっているそうです。

当然ですよね。黄色い薔薇だって充分美しいのですから。これは私見ですが、小説や漫画等「文学の題名に使われた植物」というテーマで統計を採ったら薔薇は確実に上位を争うと思います。私自身が以前読んだ小説でも「薔薇の眠り」「薔薇の殺意」「ブラディ・ローズ」「薔薇の葬列」「黒い薔薇」等等けっこうあるんですよね。しかも全部ミステリーなので不吉な題名ばっかり(笑)。綺麗な花と鋭利な棘を併せ持つ薔薇には、それだけ妖美な魅力が満ちているという事なのでしょう。今回は、上品なピンクと黄色が秋に映える二種の薔薇を御紹介してみました。

Ichikawa

参考文献「花の神話」秦寛博  新紀元社

香水薔薇 ギータ SP609?8SG BU3304B KOF810F

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ガーデンローズ ストックホルム BUF2001YEB SP365?1SD

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