日: 2010年4月1日

何故バーナーワークでクラゲばかり作るの?

と質問されることがあります。

これは今日作ったクラゲのペンダントです。

ブルズアイのガラスで酸素バーナーを使用して作っています。

2匹のクラゲが直径2cmの透明ガラスの中に仲良く入っています。

これでまだ80%ほどの完成度です。

もちろんSATAKEガラスでエアバーナーを使用して、

同じものを作ることができます。

このクラゲにはスカルプチャーワークの

大切な基本技術がいくつも凝縮されています。

15分程度とさほど時間がかからずに作れるクラゲには、

基礎技術を練習する私にとっては最適な課題なんです。

正直私自身クラゲ制作には少々飽きてきています。

なので少しづつ新しいテクニックを組み込んで、

制作全体に刺激を加味しています。

他人には理解してもらえませんけれどもネ。。

このクラゲ制作に含まれている繊細な技術を完璧にマスターできれば、

次のステップのスカルプチャーワークにチャレンジする事ができます。

最終的にはホットワークでポールスタンカードのような、

リアルな植物を閉じ込めたペーパーウエイトを作ってみたいんですネ。。。

最近ようやく溶けているガラスの扱いが、

視感覚で的確にできるようになってきました。

ガラスが今どの程度の柔らかさかで、

どの程度の太さで伸ばせるのかを見極めて、

溶着を含めた炎との間の取り方ができなければ、

高度なスカルプチャーワークは不可能です。

これらの技術を完璧に習得するまで、

闇雲にいろんなものに挑戦しても、

まともなものは何一つ作れません。

ホットワークは完璧な基礎技術の組み合わせだと、私は思っています。

とってもディープな世界なんですね。。。

でも独学なので、これが正解なのかは不明です・・

by? Tajima

4月も宜しくお願いします。

「4月バカ」などと俗に言いますが、何となく私の

ことかと思ってしまいました。(笑)

さて、多くの種類のステンドグラスを扱っている

小社ですが、余り目立たない存在に.国産の

クリアーガラス「フロートガラス」がございます。

厚さは、2?、3?、そして5?。小社の元板

寸法は900?x600?が基準です。ガラス工芸

はもちろん、建材として、又ステンドグラス作品

の保護用として、地味だけれどクリアーガラスの

活躍の場は多いです。

ガラスの名脇役ってところですね。(笑)

by? N.生

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