日: 2010年7月15日

朝一番出社が日課の私は

毎週火曜日に町内の資源ゴミを出しに行きます。

そこのビン捨て場にいつも「奄美黒糖焼酎 奄美の社」という

焼酎の空きビンが3?4本出してあります。

これを見る度にこのお酒を余程好きな人が

この辺りに住んでるんだなあと思ってました。

ただ私はこのラベルに描かれている画が、

NHK日曜美術館で広く知られるようになった

あの田中一村の画だったもので、

ゴミ出しに行く度にいつも気になっていました。

この前1本だけ空きビンを持ってきてしまいました。

きれいに洗ってデスク下に置いています。

画は「奄美の社 ビロウとアカショウビン」という題名です。

田中一村が好んで描いた奄美の野鳥「アカショウビン」です。

アカショウビンの凛とした姿を、

田中一村はとても好んだそうです。

私がNHK日曜美術館(20年以上も前の放送です)で

田中一村という日本画家をはじめて知ったときは、

「日本にこんな凄い画家がいたんだ」ってとても感動したのを、

ついこの間のように思い出す事ができます。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B0%E4%B8%AD%E4%B8%80%E6%9D%91

この酒造メーカーがどういういきさつで

田中一村の画を焼酎のラベルにするに至ったのかは知りませんが・・・

素敵なことですね。。。

もともと青いビンを作品作りに使えそうかなと思い持ってきたのですが、

私にはこのラベルを剥がすことはできそうにありません。。。

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今度近所の酒屋さんでこの焼酎を買って、

画を眺めながら飲んでみようかな・・

by? Tajima

不景気の中、日本を代表する企業の日産でも

主力車種の生産を海外に切り替えて

国内の販売価格を抑える方向で

顧客のニーズに応えようとしています。

ガラスメーカーでもその波は押し寄せているようです。

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フュージングで使われている

ブルズアイのガラス板・フリット・パウダーに

Striker 「ストライカー」という表記があります。

ステンド用のガラスのように、

見た目の色が焼成後の色と同じわけではなく

熱を加えてはじめて色が出るというものです。

弊社でも、今までストライカー仕様ではなかったものが

入荷してみたら、今回からストライカーになっていた・・・

ということが多々ありまして、

ブルズアイのカタログ表記も追いついていない状態です。

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また、今までのストライカーとは違い

かなりゆっくりと時間をかけて温度を上げていかないと

色の出ない仕様となっていまして、

長く同じ品番を繰り返しお使いいただいているお客様も

「品番は合っているが、中身が違う!」との

問い合わせをいただいたりしています。

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今まで工場で、ガラスの色を出す為の焼成の工程をカットして

エンドユーザーである作家に委ねているというこれも、

企業努力のひとつといったところでしょうか・・・

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フュージングは同じガラスで焼成しても、

窯・温度・時間でまったく別物になるという

偶然の産物と呼んでいいほどのモノといえるようです。

そこが、難しくもあり、深いところでもあるのでしょう・・・

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恒例のブルズアイでの、

「フュージングワークショップin The USA」 

が10月に開催予定です。

ぜひ、その深いところを探ってみるのはいかがでしょうか

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tomo 

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