何故バーナーワークでクラゲばかり作るの?
と質問されることがあります。
これは今日作ったクラゲのペンダントです。
ブルズアイのガラスで酸素バーナーを使用して作っています。
2匹のクラゲが直径2cmの透明ガラスの中に仲良く入っています。
これでまだ80%ほどの完成度です。
もちろんSATAKEガラスでエアバーナーを使用して、
同じものを作ることができます。
このクラゲにはスカルプチャーワークの
大切な基本技術がいくつも凝縮されています。
15分程度とさほど時間がかからずに作れるクラゲには、
基礎技術を練習する私にとっては最適な課題なんです。
正直私自身クラゲ制作には少々飽きてきています。
なので少しづつ新しいテクニックを組み込んで、
制作全体に刺激を加味しています。
他人には理解してもらえませんけれどもネ。。
このクラゲ制作に含まれている繊細な技術を完璧にマスターできれば、
次のステップのスカルプチャーワークにチャレンジする事ができます。
最終的にはホットワークでポールスタンカードのような、
リアルな植物を閉じ込めたペーパーウエイトを作ってみたいんですネ。。。
最近ようやく溶けているガラスの扱いが、
視感覚で的確にできるようになってきました。
ガラスが今どの程度の柔らかさかで、
どの程度の太さで伸ばせるのかを見極めて、
溶着を含めた炎との間の取り方ができなければ、
高度なスカルプチャーワークは不可能です。
これらの技術を完璧に習得するまで、
闇雲にいろんなものに挑戦しても、
まともなものは何一つ作れません。
ホットワークは完璧な基礎技術の組み合わせだと、私は思っています。
とってもディープな世界なんですね。。。
でも独学なので、これが正解なのかは不明です・・
by? Tajima