日: 2010年8月11日

夕方から販売用のバーナーテクニックビデオの

画質と内容のチェックをしました。

ルイス・ウィルソンという作家のビデオです。

今時はビデオ自体が時代遅れになっていますが、

おそらく今後DVD化されることはないと思うので貴重なVideoです。

?ホウ珪酸ガラスを酸素バーナーで炙ってイルカを作っています。

年代物のVideoの割りには画質はなかなか綺麗でした。

作家は次々とイルカやサメなどの海洋生物を作っていきます。

私自身ホウ珪酸ガラスでのスカルプチャーWorkをやったことは無く、

このVideoで初めて見たのですが、

ソーダガラスでのスカルプチャーWorkと、

似て非なるものだなあと思いました。

パーツ部分の作り方や溶着の技法はほぼ同じでしたが、

作品全体の炎の当て方が全然違いました。

ホウ珪酸ガラスは膨張係数が35前後と低いので、

ガラスにいきなり炎を当てても割れにくいのです。

つまりガラス自体が熱ショックに強いので、

ソーダや鉛ガラスのように部分的にガラスが冷えて起こる

熱割れの危険をさほど気にしなくても良いのです。

なのでこのようなことも難なくできます。

別々に作ってすっかり冷めているイルカの合体です。

こんなことをブルズアイなどのソーダガラスでやろうとすると、

予熱用の電気炉を駆使してもかなり困難な作業になります。

いつもハラハラドキドキしながら最大限の注意を払い、

やっとの思いで作っている魚などなんだったのかと思えてきます。

このVideoを見て、ちょっとホウ珪酸ガラスが羨ましく思えてきました。。。

?

しかしイタリアのスカルプチャーの巨匠

ビットリオ・コスタンティーニやルチオ・ブバッコなどは、

モレッティーガラス(ソーダガラス)であんなすごい作品を

軽やかに作ってしまうのですから、

信じられません・・・

?

やはり私もソーダガラスでの

スカルプチャーWorkにこだわりたいです。。。

by? Tajima

毎日暑い日が続いていますが、皆さんはお元気ですか?

本当に名古屋はむしむしとした嫌になる位の暑さです。

さて、文化祭に向け皆さんに使っていただくダルを毎日

少しずつ焼いていき、先日焼き終わったのでダルカット

をすることになりました。

ガラスカットはしたことあるのですが、ダルカットは初めてで

したが、今後の勉強にと思い初挑戦してみました。

最初は本当にあんなきれいにカットが出来るのか不安があり

ましたが、カットのし方や力加減、割る時のコツや注意点など

頭に入れながら恐る恐るカットしてみたら、思ったよりカットが

うまくできビックリ!!! 

きれいににカットしようと言う気持ちでカットするとうまく切れると言わ

れたので、皆様に使っていただくダルなのできれいにカットするぞ?と

言う気持ちでカットしていたら本当にきれいにカット出来るようになりました。

T氏と一緒に焼いたダル全部無事にカットすることが出来ました。

しかしカット全部終えてみた感想が、何だかスカッと楽しくなっていて・・・・・・

って感じでした。あっ! これってストレス解消になってたのかしら? \(^o^)/

これからも、色々な事を勉強して覚えていきたいです!

by? yoshiko

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