日: 2011年7月11日

毎日猛暑が続いていますが、皆さんはいかがお過ごしですか?

昨日も少年野球の試合の応援に行ったのですが、最高気温が

35℃を記録したとか・・・・試合をしている子供達もバテそうな位

暑かったとおもいますが、炎天下の中じっと応援している父母も

体力使い果たしきったほどのエネルギーを使いました?(y y)

熱中症対策しっかりしていかないといけませんね。

さて、6月に開催された十條文化祭にと作成した大きなぶどうの

お皿(ブログでも紹介されました)を見て、一度作成してみたいと思

っていたので少し前からコツコツとぶどうづくりを始め、次に葉っぱ

やつるとブルズアイロッドを使い酸素バーナーで作ってみました。

やはり、つるのひねる所が最初うまくいかず難しかったのですが、ひ

ねりのコツを教えてもらい何度か作っているうちに、何とかつるらし

い物が出来ました。 土台のお皿となるガラスにぶどうや葉っぱ等

の位置を決めてから、動かないようフュージングのりで固定してから

かまで焼きました。 最初にぶどうを引っ付ける為に焼成してから、も

う一度スランピングモールドを使って軽く曲げました。

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?↑ かまに入れ焼くところです。

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?↑ 1度目の焼成。割れずにホッとしました! わかりにくいですが

  葉っぱは立体になっています!

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ポイントは立体フュージンクにしたかったので、つるの部分のねじりを

崩さないようにして焼いたところです。 \(^o^)/

割れないかドキドキしながら蓋を開けてみたら・・・・・・ 割れずにキレイ

に焼けていて大成功!!! ヤッター(^ ^)

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?↑ 2度目の焼成。うまくスランピングができました!

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また違うお皿作りにチャレンジしてみたいと思いま?す。

by? Yoshiko

皆様は正阿弥勝義という名前を

知っていますでしょうか?

正阿弥勝義は、江戸から明治にかけて、

常に自らの作品の完成のみを求めつづけた金工です。

以前にNHKBSプレミアム「極上美の饗宴」という番組で

紹介されていました。

私にとっては衝撃の番組でした。

http://www.nhk.or.jp/artbs/kyoen/content/index_05.html


ものすごい超絶技巧です。

彫金のことはよく知りませんが、

この作品がただ事ではないことは分ります。

(NHK BSプレミアム極上美の饗宴より)

これらの作品はすべて金属でできています。

もちろん型などを使ったものではなく

ひたすらタガネをコツコツと金槌で打ちつけて創りあげたそうです。

安易な賞賛の言葉さえ失礼に思えます。

正阿弥勝義の遺作です。

柔らかい銀の下地に硬い鉄でできた葡萄を埋め込むという、

とんでもない象嵌技法で創られているそうです。

現代の人間国宝の名工をもってしても、

これを再現することは不可能ということでした。

魂の逸品です。

観る者の姿勢さえ正すほどの、驚愕の造形美です。

正阿弥勝義はこの作品を創りあげて

しばらくしてこの世を去ったそうです。

おそらく心から充足したのではないでしょうか・・

絶対的なものを創りあげた孤高の人です。

http://www.libnet.pref.okayama.jp/mmhp/kyodo/person/syouami/syouami.htm

心から尊敬できる日本人です。

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なので・・

私にとっては、葡萄は特別なモチーフなんです。

by Tajima

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