休日で暇をもてあましていたので、
ガラス雑誌をパラパラと見ていました。
USAのランプワーク季刊誌「The Flow」の最新号です。
入荷してからじっくりと見たことがなかったのです。
アーティスト紹介コーナーでの
ペーパーウエイトに釘付けになりました。
好き嫌いはあるでしょうけれども、
ものすごい作品です。
ハァ~・・・
すごすぎる。。
最近はこのようなインケースされたペーパーウエイトを作る
ランプワーカーの作家さんも増えてきましたが、
ここまでのハイクオリティなディテールはなかなか難しいようです。
これを作った作家さんを私はよく知りませんけれど、
同じページに掲載されている
この写真の人がそうなんでしょうねぇ。。
NASAで働くベテランエンジニアみたいな、お顔してます・・
(それにしてもスゲーやつだな・・ 巨匠ポール・スタンカードも真っ青かもね。。)
結局ランプワークはクオリティを追及する終わりのないゲームみたいなものなんです。
それが超絶的であればあるほど、
人々が驚嘆しその作家と作品の価値が上がるのです。
ステンドグラスやフュージングのように、
デザインでごまかす( ? 失礼・・) ことはできないのですね。
絶対的なテクニックがなければ、
できる作品もそれなりのレベルという非情な世界です・・
そしてそのテクニックが進化するスピードもIT業界並みです。
ガラス工芸では極めて特異な分野なんです。
?
あくまでも私の個人的な見解ですれれども、
トップレベルのランプワーカーになる為の必須条件としては、
70%の素質(才能)と20%の努力と10%の恵まれた環境だと思っています。
(異論はあるでしょうけれど・・? 私はそう思っています。)
?
だってインケースするだけなら
設備さえあれば私だってできますからネ・・
by? Tjima