弊社では様々な白い色のガラスを販売していますが、メーカーや品種によってその表状には別々の個性があり、意外に奥深いものです。写真は秋田県横手市で行われる伝統行事「横手かまくら」(2/15?16日)の一場面です。夜景なので全体的に青く見えますが、雪の家なので本来は白一色。ガラスで表現するとしたら、場所によって複数の白いガラスを使い分けることにより一見シンプルな雪景色に豊かな味わいと奥行きが生まれるような気がします。例えば、手前の地面やかまくらにはSP200S、305S、307S、UR65?05などを使い、後ろの家にはSP200CC、UR00?05,50?05など。やや透過性があって和紙っぽいUG1000PCやJS1000PAにしてみるのも大胆で面白いかもしれません。背景(空)にはBU6113LT(白とクリアのレースモトル)などは如何でしょう。まだまだ春は遠いですが、作品づくりに熱く燃えてみるというのも案外有効な寒さ対策かもしれませんよね……(笑)。因みに、こういう「雪祭り」的な行事は栃木県、群馬県、岡山県、和歌山県などでも毎年開催されているそうで、恥ずかしい事ですが最近まで知りませんでした。愛知でも2月に長久手市で「愛知なごや雪まつり」があるそうです。いやー地元のイベントなのに全然知りませんでしたねえ。でも「ながくて雪まつり」ではいけないのでしょうか?(雪は岐阜県に分けてもらうそうです)
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ichikawa
写真提供 中日新聞(1/24)