初めまして。
新人のリストラルです。
先輩に付いてステンドグラスやガラスの事を日々学んでおります。
一人前になれるようがんばって修行していきたいと思っておりますので
どうぞよろしくお願いします。
さっそくですが、
今回はステンドグラス制作の中で学んだことを書いてみようと思います。
ステンドグラス作りには様々な工程があります。
ガラスをカットしてそのパーツを組んでいくとか、
ケイムの接合部分にハンダを付けて固定するとか。
その中でも最後の仕上げでもある「クリーニング」は作業としては
目立ちませんが、特に大事な作業だといつも言われています。
入社したばかりの頃はなぜガラスを「拭く」ではなく「クリーニング」なのかなと思っていました。
しかし、ガラスに光を当てて何度も何度も様々な角度からガラスをのぞくと、
さっきまで見えていなかったガラスの曇りが見えてきて、
結構汚れているというのがだんだん分かってきました。
隅々までチェックして、キレイにする。
こうすることにより、ステンドグラスの魅力がさらに際立つということ。
そうか、これがクリーニングか。
お客さまのもとに、ピカピカなステンドグラスが届くよう、
これからも一生懸命クリーニングを行っていきたいと思います。
あ、あとこのクリーニング台、
実は先輩が20年ほど前に手作りされたそうです。
歴史を感じますね。