2010年01月29日
ステンドグラス制作に欠かせない機械工具に
ダイヤモンドルーターがあります。
USAのいろんなメーカーから輸入されてきます。
グラスター・インランド・グライフォンなどです。
棚上に在庫であるのがインランドルーターです。
左上奥にあるのがグライフォンというメーカーの
グリフェットというコンパクトなルーターです。
右上奥にあるのがインランドルーターのストック分です。
本来なら左上に山積みであるはずのルーターが、
グラスターというメーカーです。
超ロングラン商品の
G14ダイヤモンドスター(No.80013)入門者用
G12スーパースター?(No.80014)中級者用
G8オールスター(No.80002)プロフェッショナル用
と全ての在庫が切れています。
現在グラスター製ルーターは完売状態(在庫切れ)なんです!
誠に申し訳ございませんです!!? m ( _ _ ) m
色々あるメーカーでも老舗のグラスターが一番人気です。
たくさん入荷してもやはりグラスターは
一番早くに売り切れてしまいます。
人気の理由は極めてシンプルな設計と
ダイヤモンド刃の質が良いことだと思われます。
他のメーカーも決して悪くは無いのですが、
老舗メーカーの安定した性能を提供し続けてきた
安心感にはかなわないのかも知れません。
長年に渡ってカップラーメンのダントツ1位がカップヌードルのように・・
また食べ物に例えてしまいましたね。。
スミマセン。。。
?
でも一昔前にはこのダイヤモンドルーターという
便利なものがありませんでした。
ステンドグラス職人達はガラスの精密な成形を
ガリ(グロージングプライヤー)1本で仕上げ、
見事に大きなステンドグラスパネルを組んでいたんです。
すごいですね?
現代は便利なルーターに頼ることでカットの技術は、
昔の職人よりも少し低下しているかも知れませんね。
ルーターが無かった時代を振り返って、
カットの技術とガリだけでガラスを成形して
ステンドグラスを作ってみるのも新鮮で楽しいのでは・・
?
このグラスターのルーター関連は
2月初旬には入荷する予定です。
もう少しご迷惑をおかけします。
予定通り無事に入荷しましたら、
どうぞよろしくお願いいたします。
by? Tajima
2010年01月28日
木製の菱形のファンベースがあります。
No.29196? ひし形ファンベース 定価1,900円(税抜き) です。
ほそぼそと息の長いロングラン商品です。
今月再入荷しています。
E12バネ付きソケットコードが付属しています。
電球(E12)は付属していません。
寸法はW125mm×D100mm×H40mmです。
?
形が菱餅みたいのでお雛様のステンドグラスを作ってのせてみました。
ちょっと可愛いお雛様でしょ。 ( ^ o ^ )
大きさはタバコの箱くらいです。
ガラスは17ピースです。
ほとんどのガラスはステンレスモールドS1(No.18000)を
使ってスランプ(曲げ加工)してあります。
実はこの作品は6?7年前に作ったものです。
型紙はおろか作品自体どこにしまったのか
分からなくなっています・・
もうすぐひな祭りなので探して
お披露目してあげないとといけませんね。。。
by? Tajima
2010年01月27日
今日はプチ体験会でした。
バーナーワークでヒラメの時計を作りました。
定員3名いっぱいです。
2個作られた方もいらっしゃいました。
皆様とても喜んで下さいました。
最初は慣れなくて戸惑っておられましたが、
何個か作っていくうちにヒラメの形になってきました。
2時間くらいバーナーと格闘されているとだんだんコツ
が分かってきたみたいです。
かわいいヒラメがどんどんと出来上がってきます。
時計の文字盤にヒラメを接着剤で接着します。
文字盤の丸いガラスもバーナーで作ります。
なかなかかわいい時計ができました。
あとは時計ムーブメントと針を付けて、時計スタンドを差し込めば
ヒラメの置き時計の完成です。
うっかりして完成写真を撮り忘れてしまいました。
すみませんです・・・
でもすごくかわいく出来ていました。
参加されたお客様は1時30分から5時まで、
ノンストップで制作に熱中されていました。
熱いですね?
ほんとにお疲れ様でした。。。
( ^ o ^ ) v
by? Tajima
2010年01月26日
JUJO旧社屋の外にコンテナ倉庫があります。
そこはダルガラスのストック場所です。
中はこんな感じです。
いろんなメーカーのダルガラスがあります。
サンゴーバンやココモ、
そしてフュージングにも使えるブルズアイビレットなどです。
中でもサンゴーバンは数年前にメーカーサイドで
ダルガラスの製造が中止になってしまいました。
サンゴーバンダルが好きだった私には大変ショッキングな出来事でした。
今あるサンゴーバンダルは在庫限りのものです。
もう入荷することはありません・・
?
サンゴーバンダルが廃番になるのとほぼ同時期に
アメリカの老舗ステンドガラスメーカーのココモが、
ダルガラスを作るようになりました。
これらはココモのダルガラスです。
ココモもダルを作りはじめたころは厚みがあり過ぎて
(30mm位)ひどいものでしたが、最近は厚みも安定していて
すごくダルガラスの質が向上しました。
加えてお値段もすごくリーズナブルなんですよ。
あとはカラーバリエーションがもう少し増えれば完璧です。
?
これはブルズアイダル(ビレット)です。
今ではブルズアイビレットも大分知られるようになりました。
コールドキャストをされる方にも最近は使っていただいています。
昨年はJUJO文化祭で山本達也先生に
ブロー用として使っていただきました。
?
近年は公共の建物に入るような大きなダルガラスの物件が少なくなりましたが、
ダルガラスの重厚感は決して他の薄板ガラスでは出せないものです。
ダルガラスがバンバン動いていた時代は、
今思えば確かに景気が良かったのですね?
またダルガラスがたくさん動く時代になってくれないかなと・・
by? Tajima
2010年01月25日
ピーター・マクグレインというUSAの
ステンドグラス作家がいます。
有名なアーティストらしいですが、
私はあまりこの作家を知りません・・
JUJO旧社屋の2階へ上がる階段踊り場に、
ガラスメーカーのKOKOMO(ココモ)の宣伝ポスターが貼ってあります。
このステンドグラスパネルの作者がピーター・マクグレインです。
なかなか肉食系の濃いデザインでインパクトがありますね?
このピーター・マクグレインの作品集が来月発売になります。
No.70855? Uncommon SG?? 定価7,760円 (税抜き) です。
オールカラーで187頁あります。
ココモのポスターの一部が表紙になっています。
中身はこんな感じです。
いかにもアメリカのアーティストらしい作風です。
もの凄い絵付けのテクニックが、
作家の強烈な個性を演出しています。
意外にティファニー調のパネルもあります。
なかなか見ごたえのある作品集です。
好みはあるでしょうが、
この作家の作品を見た人は強烈に記憶に刻まれるでしょうね。
とにかくすんごく濃?い作品集です。。。
濃厚なとんこつスープのラーメンみたいで
忘れられなくなるかも・・
例えが貧困ですみません。。。
by? Tajima
2010年01月24日
バーナーワーク専門季刊誌のランマガの
最新号「LAMMAGA 10」が1月28日に発売されます。
2010年冬号になります。
ランマガも記念すべきVol.10になりました。
今回の表紙は八木重導氏のレース玉です。
?
写真もほんとに良いですね?
やはりプロのカメラマンの写真は素人写真と視点が違います。
いつも感心して見ています。
ランマガが日本のランプワーク作家の情熱を
支えていると言っても過言では無いでしょうね。
宮本さん(とんぼ玉ミュージアム館長・編集長)松澤さん(編集・カメラマン)
いつまでもランマガが続くよう、頑張って下さいませ。
応援しています。
それにしても全国書店販売書籍でなくて1,250円(税込み)は驚きの価格です。
?
by? Tajima
2010年01月23日
フュージングガラスのトップメーカーの
ブルズアイにバーナーワーク用のカラーロッドがあります。
フュージング板ガラスの普及に比べるとまだまだ需要が少ないのが現状です。
JUJOでは今までこのカラーロッドを1本単価で販売してきましたが、
2010年2月1日より100g単価での重量販売に
切り替えることになりました。
ブルズアイカラーロッドは1本あたり約17g?25gあります。
カラーによってもかなり重量のバラつきがあるので、
100g単価販売にすることで正確な価格で販売することが出来ます。
お客様にとっても1本単価よりも、お値打ちになるような価格設定になります。
ブルズアイカラーロッドはSATAKEやKINARIなどの
ソフトガラスに比べて硬いので、エアーバーナーでは作業が正直難しいです。
小型酸素バーナーのマイナーバーナーあたりがおすすめです。
ちょっとマイナーバーナーでやってみました。
酸素バーナーの特徴は炎が高温でシャープなのと音がすごく静かな事です。
このマイナーバーナーには酸素ジェネレーター(酸素発生器)を繋げてあります。
ガラスから出るオレンジの炎は目に有害なので、
必ず遮光メガネのPH202遮光メガネLG(No.19178)をかけて作業します。
遮光メガネをかけることでオレンジの炎は消えてブルーの炎だけが見えます。
ブルズアイの最大の強みはダイクロやフリット・パウダー等の、
組み合わせ可能なガラス素材の圧倒的なアイテム数です。
最終的にはバーナーで作ったパーツをフュージング板と組み合わせて、
より立体的なフュージング作品を作ることも可能です。
とりあえずこんなペンダントを作ってみました。
径15mmと小さいので1個10分くらいで作れます。
ブルズアイガラスは徐冷が必要なので、
今月発売したminiキルン(No.88802)や
スーパープチ(No.88801)などの小型電気炉に入れて
ゆっくり冷まします。
?
酸素バーナーをやっていると何故か少し気持ちが高揚します。
とても静かで炎が青くシャープで美しいせいかも知れません・・
酸素バーナーはビジュアル的にも美しいんですね?
興味のある方は社内にデモ機がありますので、
ご来社の際にお尋ね下さいませ。。。
m ( ^ _ ^ )
by? Tajima
2010年01月22日
ガラスに穴を空ける際に使用するダイヤホルソーの
新商品が2月に発売されます。
現在格安で人気があるCHダイヤホルソーは5mmなどの
小さな径のアイテムが品切れしています。
今のところ入荷予定がありません。
大変ご迷惑をおかけしています。
誠に申し訳ございません。
< ( _ _ ) >
これが来月発売するNEWダイヤホルソーの5mmです。
シャフトが6.35mm幅の6角軸になっているので、
いろんな電動工具に装着できます。
しかもダイヤモンド部分は溶着ダイヤになっています。
従来の電着ダイヤに比べてダイヤヘッドが
格段に強いので長持ちします。
お値段も日本製のダイヤホルソーよりもお安くなります。
(CH*中国製ダイヤホルソーよりは少々高くなります。)
このダイヤホルソーは湿式専用です。
パッケージにはタイル穴あけ用となっていますが、
ガラスにもバッチリ使用できます。
卓上ボール盤(No.80520)に装着して使用してください。
穴径は5mm・6mm・7mm・8mm・10mmの5種類あります。
ガラスの穴あけを多用される方にはおすすめです。
このNEWダイヤホルソーは安定供給が可能になります。
どうぞよろしくお願いします。
by? Tajima
2010年01月21日
万華鏡作家の山見浩司さんによる飾りハンダの
ワークショップが2月21日(日)に開催されます。
本日、講師の山見様から飾りハンダの見本が届きました。
ワクワクしながら届いた荷物を開けてみました。
想像以上にすごいハンダのテクニックです!
まさにソルダーマジックですよね!!
しかもハンダ面がワックス処理してなくてキラキラと美しいんです。
私自身ステンドグラスのハンダ付けには多少の心得がありますが、
普通にツルッとキレイに仕上げているだけです。
これらの複雑な波模様等の美しいハンダ付けは
見たこともやったこともありません。
もちろんこれら全ての飾りハンダの講習を1dayではできませんが、
この中の2?3種類でもマスターできれば、
作品のグレードがぐんと上がりますよね?
?
2月21日のワークショップが、もう少しだけ定員空きがあります。
ご興味ある方はお早めにお申し込み下さいませ。
絶対おすすめの講習会です。 (?^ _ ^ )
by? Tajima
2010年01月20日
バーナーワークの徐冷材は
最近は缶入りビーズライト(No.19309)定価2,000円が
人気アイテムになっています。
このビーズライトはとても保温性があります。
そして粒がとても軽くサラサラで均一なので、
カルライトのようにチリが飛び散ることもなく使い勝手が最高なんです。
このビーズライトをよりコンパクトな缶に入れた商品を
来月より発売する予定です。
缶入りビーズライトSです。
ちょうど缶入りビーズライトの半分くらいの大きさです。
(もちろんどちらの缶にも蓋が付いています。)
教室の生徒さんお一人用に最適なサイズです。
価格も出来るだけお値打ちに出来るように頑張ります。
どうぞよろしくお願いします。
by? Tajima