日: 2020年3月13日

こんにちは、スティップルです。

 

前回、壁画の仕事に進め方について書きましたが、今回も壁画についてです。

大きな病院の壁画の仕事では、そこに関わる様々な方の意見を取り入れていくので、

プランはどんどん変わっていきます。

 

ここでは、昨年の夏に施工した島根大学医学部付属病院小児科でのプランを例にしてみたいと思います。

 

出雲市にある病院ということで、取っ掛かりは出雲市を連想させるモチーフ、ネット検索フル回転です。

やはり、出雲大社、宍道湖、国引き神話のある大山、日御崎灯台、因幡の白兎は外せないかなあ・・・

ということで最初期案はこんな感じ ↓

 

 

でも、地元のスタッフの方々にはあまり評判よくない(出雲感出すぎだよなあと一人つっこみ)、

で、さっさと次のプラン ↓

 

 

で、検討の結果、全面に一つの絵を描くのはやめということになり、根本的にプランの練り直し。

”出雲の過去から未来につながるイメージ”というテーマにて ↓

 

 

でも、結局はシンプルに ↓

 

 

 

 

反対面の廊下も同様にこんなふうに何度かのプラン変更 ↓

 

 

 

 

 

 

 

他に、プレイルームにも絵を描く案もでて、

こちらのほうは因幡の白兎をキャラクターにして様々なポーズを作成 ↓

 

 

で、キャラクターを入れて、こんな風にプラン ↓

 

 

 

でもここのプランはボツ(けっこう個人的にはやりたかったんだけど)・・・残念。

 

 

結局、実際の壁画はこうなりました ↓

 

 

 

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