アマビエと和柄

こんにちは、スティップルです。

 

7/31のブログでアマビエの商品開発のことを書きましたが、

販売にあたり、パッケージのデザインをすることになりました。

 

まずは、『アマビエ』のイラストとロゴとを考えます。

 

イラストには海のイメージを入れ、

ロゴにはちょっと不気味なイメージを入れてみよう!

いろいろ考えた末、ラインを描いてみます。

 

 

 

 

ロゴにはさらに和柄を混ぜられないか?

いろいろ調べてみることに。

 

◆ 青海波(せいがいは)

海の波をモチーフにして半円を規則正しく重ねた文様。

大海に広がる穏やかな波のイメージから平安な暮らしが

いつまでも続くようにとの願いの込められている縁起柄。

 

 

◆ 矢絣(やがすり)

矢羽根を絣織で表現した文様。

放った矢が戻ってこないことから婚礼の際の縁起柄とされている。

 

 

◆ 市松(いちまつ)

歌舞伎役者佐野川市松が舞台衣装に用いてこの名称で呼ばれている。

いわゆるチェック柄。

 

 

◆ 麻の葉(あさのは)

麻の葉の形に似てることからこう呼ばれてる。

産着の柄にもよく使われ、魔除けの意味を持ってるとのこと。

 

 

◆ 七宝(しっぽう)

同じ大きさの円を重ねた文様。

円がどこまでも続くところから、円満や平和の意味も込められている。

 

 

◆ 籠目(かごめ)

編んだ竹籠の編み目から生まれた文様。

正方形を重ねた星形は魔除けとしても使用されるとのこと。

 

 

◆ 亀甲(きっこう)

亀の甲羅の形に由来した文様。

亀は長寿の象徴として縁起柄としてよく使われてる。

 

 

ふ〜〜〜ん、さすが伝統の和柄。

模様自体普遍の面白さがあるけれど、

それぞれ深い意味も有してるのね。

 

 

で、何を使うか?迷った結果、

やっぱり波のイメージということで青海波を使うことに。

ロゴに合成してみる。↓

 

 

分かるかな?

文字の中に青海波がいるんだけど・・・↓

 

 

うん、波感と不気味感がうまくマッチされた!

 

 

全体ではこんな感じに仕上がりました。

 

 

 

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