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以前から試作品作りをしていた

ガラスのブレスレットがようやく成功しました。

(実は全くデータが無かったので何度も失敗しました・・)

ガラスは1月より発売する新商品のクリンクルダイクロを使いました。

クリンクルダイクロは焼成するとダイクロ面に

細かい皺のようなものが浮き出て

キラキラとしたテクスチャーになります。

このダイクロをBUF0100B(ブラック)の上に重ねて、

一度フルフューズします。

このダイクロ板をブレスレットの形にカットします。

長さは145mm?150mmが適しています。

これをさらに小さいドロップ形に焼成しておいたクリアーガラスを、

3個乗せてフラットで約800℃でフューズします。

これでカットしたラインが滑らかになります。

そしてこれをステンレス製ブレスレットモールドに乗せて710℃でスランプします。

よってダイクロ板を作る場合は計3回焼成します。

ちょっと手間がかかりますけど・・

スランプしてガラスが曲がってきたところ(700℃)で、

BRカーボントングを使ってガラスをブレスレットの形状に曲げます。

ここでちょっとした曲げのテクニックがあります。

ただ言葉では表現しにくいので、ここでは省略しますね。

出来上がったブレスレットです。

クリンクルダイクロがキラキラとゴールドに輝いています。

なかなかゴージャスなGoldに輝くブレスレットになりました。

神田美子さんに嵌めてもらいました。

このブレスレットの型は女性用です。

手首の大きさが細めになっています。

男性用はもう一回り大きなモールドがあってその型で作ります。

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このような形状のガラスのブレスレットは多少手間がかかりますが、

出来上がりはなかなかかっこいいので、

ぜひ一度作ってみて下さい。 p ( ^ _^ ) q

USAではガラスアクセサリーとして定着しているみたいですヨ。。。

by? Tajima

JUJOは明日(水)から1月5日(火)まで、お正月休みになります。

正確に言うと明日の午前まで会社は開いています。

大掃除と身の周りの片付け、

そして今年最後のミーティングなどをやって仕事納めになります。

よって商品の発送等はできませんので、

今年の通常営業は本日まででした。

JUJOのお客様におかれましては、

今年一年ほんとうにお世話様になり、

誠にありがとうございました。

2010年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

良い新年をお迎え下さい。

新年1月6日(水)より通常営業です。

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このJUJOブログも毎日書き始めてから、

1日もかかさずにちょうど1年が経ちました。

取るに足らない内容が多いとは思いますが、

読んで下さる方々に改めて御礼申し上げます。

これからも拙い駄文ではございますが、

毎日続けて書くつもりですので、

どうぞよろしくお願い致します。

< ( _ _ ) >

by? Tajima

今日久しぶりにバーナーで

ペンダントを作ってみました。

最初はインプロージョンのペンダントです。

径18mmくらいの簡単なペンダントです。

次に少しカラーを入れてみました。

作っているうちにだんだん形をいじりたくなってきました。

少し縦に伸ばしてみました。

ただクリアーの部分に大きな気泡が入ってしまいました。

ホワイトをねじってみようとしてピンセットを差して

強引にひねったのが原因です。

今度は別の方法でやってみたら、

なんだか不思議なものが出来てしまいました。

なんか妖しい模様です。

まあこれはこれでいいかなあと思っています。

いろいろその時に思い付いた事が、

リアルタイムで出来るところがバーナーの良いところです。

まだまだいろんな形や模様にチャレンジできそうです。

未知のことをやるのは楽しいです。 (~ o ~)

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このインプロージョンペンダントを作るプチ体験会が、

1月20日(水)午後からJUJO新社屋2階であります。

よろしかったらどうぞです。

by? Tajima

Brush Styleという「墨絵」の素材集があります。

墨で描かれた12箇月や静物・音楽・乗り物・地図・祭り等の

デザインがDVD-ROMに収録されています。

デジタル素材は690点ありそれぞれ

PSD形式(Photoshop7.0以降)

PING形式(WordやExcelで使用可)で収録されています。

睦月(1月)はこんな感じです。

如月・弥生・卯月・・・と続きます。

その他墨で描かれたいろんなデザインが入っています。

またおまけとして筆文字のフリーフォントが9書体収録されています。

筆文字のフォントは使えますよね。

筆文字は手書きの雰囲気が出て、

字がヘタな私にはとっても有難いです。

これだけぎっしり入っていて定価2,709円(税込み)です。

筆文字フォント9書体だけでもお値打ちです。

新年からの発売です。

どうぞよろしくお願いします。

by? Tajima

ずいぶん昔に作ったステンドグラスのミラーが

自宅玄関にかけてあります。

大掃除の最中で拭きながら見直してみました。

なぜか朝顔のデザインです。

たぶん和風の鏡にしたかったんだと思います。

朝顔の花に朝露を接着してあります。

当時はクリアーガラスを5エモンで

小さく焼いて貼り付けたんだと思います。

昔の作品をあらためて見てみると、

当時の一生懸命さが垣間見えてとても懐かしいです。

もう1枚あります。

これは百合のミラーです。

花芯の部分にストリンガーを焼いたものが貼り付けてあります。

当時はバーナーも知らなかったので、

いろいろ考えてそうしたんでしょうね・・

今だったらバーナーやいろんなテクニックを使って、

もっとリアルな百合のミラーを作ると思います。

でもなにか昔の作品を見ると、

あまりいろんな事を知らなかったせいか、

素直な感じがあって好きです。

いろんな技術を覚えることは、

作品がどんどん華燭になっていく危険性があります。

もちろん色々な技術を知ることや覚えることはとても大切ですが、

覚えた技術の使い方はもっと大切だなと思います。

最終的には日本人の美意識は侘びと寂び、

いわゆる引き算の中にあるのではと・・

例えば円空仏や良寛の書などがそうだと思います。

円空仏や良寛の書は余計なものをすべてそぎ落とした清冽な美です。

良寛は「書家の書」は嫌いなもののひとつだと書いています。

深いお話ですね。

いつの日かそんな作品を作ってみたいです・・

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日本の偉人が積み重ねてきた侘び寂びの美学は極めて奥が深く、

世界でも類をみないくらいに誇れるものだと思います。

ただその手段がガラスでは日本の美を表現するのは、

すこし難しいことかも知れませんけれど・・

by? Tajima

バーナーワークに適したステンレス製の

スリムペンチがあります。

見た目はいたって普通のスリムペンチです。

ただひとつ特筆する点はペンチの先端内側に

ギザが入っていないことです。

挟む部分が完全にフラットなんです。

バーナーワークで使用するペンチには、

ギザが無いほうが良いんですね。

ギザがあると一度ガラスがギザ内に焼きついてしまった場合、

どれだけきれいにガラスを落としても、

また火であぶった場合にガラスがくっついてしまうんですね。

ギザの無いペンチだと火であぶっても、

はじめからガラスがくっつきにくいんです。

仮に焼きついてもガラスをきれいに落とすことができます。

これはペンチにガラスが焼き付く経験をした人には、

「そうそう」と共感していただけるかなと思います。。。

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ステンレス製のスリムペンチは市販品でいろいろありますが、

意外と先端が適度な細さと硬さがあり内ギザが無く、

さらに握り心地の良いものという、

全ての要素がそろっているものは少ないんです。

細かいことですが、大事なことなんです。

このペンチはSUSスリムペンチ(No.18297) 定価800円です。

お値段もお手頃です。

とっても使い心地のよいペンチです。

道具が手にしっくり馴染むと、

良い気分で作品作りができますよね?♪

 ( ^ _ ^ )

by? Tajima

とってもかわいい超小型電気炉があります。

miniキルン (No.88802)です。

made? in? Japanです。

この超コンパクトな電気炉の仕様です。

本体寸法:W18cm×D20cm×H21cm
炉内寸法:W70mm×D110mm×H50mm
重量3.6kg
消費電力:AC100V? 500W
最高温度:900℃
デジタル温度計
半自動式制御(設定温度キープのみ)
取り扱い説明書付き

小型電気炉のスーパープチ (No.88801)よりも、さらに小型なんです。

BODYカラーはブラックでちょっとイケてる感じです。

(BODYカラーはイエローもあります。)

でも炉内寸法はスーパープチと比べて、

幅が5mm高さが10mmほど小さいだけです。

グラスジュエル用棚板もギリギリ入ります。

グラスジュエルや銀粘土などのアクセサリー制作に

最適な電気炉です。

800℃まで約20分で到達します。

(昇温スピード調整はできません。)

小さいながらすごくパワフルです。

温度キープが出来るのでバーナーワークでの

予熱や徐冷炉としても使用できます。

付属品も充実しています。

ピンセット・ステンレス網・ステンレス炉床板

セラミックフェルト・炉内補修材などが入っています。

棚板はスーパープチ用棚板(No.18115)が使用できます。

そしてもうひとつのセールスポイントはそのお値段です。

なんと定価が39,500円(税抜き)なんです!!

税込価格は41,475円です。

すっごくお値打ちなんですね? ♪ ( ^ o ^ )

デジタル温度管理ができる電気炉で、

この価格はうれしい限りです。。。

このminiキルンは新年からの発売になります。

どうぞよろしくお願いしまっす!!

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今日はクリスマス・イブですね?

ささやかなプレゼントNEWSでした。

Happy?Christmas ♪

War is Over ・・

by? Tajima

ずーっと気になっている場所があります。

12月初旬からコスモスが咲いている場所が

近所にあるんです。

本日午後2時頃の写真です。

もう今年も終わりに近いというのに、

寒空の下で可憐に咲いています。

先週末にはこの辺りにも雪が降ったんです。

ここのところ毎日ほんとに寒いんです。

それでも今日通りかかったら、

まだしっかりと咲いていました。

ほんとにかわいらしいピンク色の秋桜ですよね。

こんなに寒い時期まで秋桜って咲いているものなんですね?

この秋桜は特別なんでしょうか・・

秋桜はふんわりとした優しさをたたえた花です。

寒いですが頑張って下さいネ。。。

by? Tajima

16日に紹介しました素焼きのプレートを

使って焼成サンプルを作ってみました。

ついでにデザインも来月発売する「日本の伝統文様・生物」の

中の素材を使いました。

お正月らしく鶴のデザインにしてみました。

鶴のデザインを少しイラストレーターで使えるように修正してから、

カッティングマシーンでサンドブラスト用のカッティングシートを作ります。

これをレインボーダイクロクリアーガラスに貼り付けます。

このままブラストするにはあまりにももったいないので、

鶴のデザインに沿って出来る限りガラスカッターでカットしました。

切り落としたダイクロはアクセサリー作りに使用します。

これをサンドブラストしました。

ダイクロガラスがこんな風になります。

黒シートの下がダイクロになっています。

要するにダイクロコート面をサンドブラストで

吹き飛ばしてしまったわけです。

ちょっと贅沢な使い方ですね・・

カッティングシートを剥がしてよく洗浄します。

次に電気炉にセパレートペーパー(離型紙)を敷きます。

最初に28cm×28cmにカットしたBUF0100 (ブラック) を置きます。

次にBUF1100-3AA (クリアー) の同サイズを2枚、

その上にBUF4158C (ホワイトストリーマー) を1枚重ねます。

さらにその上にBUF1100-3AA (クリアー) の同サイズを2枚重ねます。

ここまでブルズアイの3mmフュージングガラスを6枚重ねました。

この上にサンドブラストした鶴のダイクロガラスを重ねます。

これを素焼きパネルプレートを立てて4面囲みます。

素焼きパネルプレートにはセパライドホワイト

(スプレー式離型剤)をよく吹き付けておきます。

プレートは支柱などを使って押えます。

プレートの寸法は全長32cm幅5cm厚み1cmあります。

鶴の周りにはダイクロフリットクリアーを適当に散らしました。

これを820℃で13分フルフューズしてプログラム徐冷します。

フルフューズすることで鶴のダイクロガラスが、

クリアーガラスの中に完全に入り込みます。

ブラックが背景色になっているので、

ダイクロがすごく鮮やかに浮かび上がります。

常温になるまで冷ましてから電気炉から取り出します。

離型剤をきれいに洗浄して完成です。

焼成時間を含めて1日あれば完成します。

実際昨日1日で作りました。

実質のセット時間は1時間くらいです。

今朝窯出ししたばかりです。

(時間がないので、サンプル制作に手間はかけられません。)

今回はまったく研磨作業はしていませんが、

わりときれいに焼成できました。

素焼きパネルプレートの肌面がきれいなので、

パネル側面の焼成面もすごく滑らかできれいです。

出来上がり寸法は280mm×280mm厚みは約16mmあります。

とくに何に使うという訳ではありませんが、

飾りプレートとしていかがでしょう。

まあなんとなく正月っぽいでしょ。。。

(ちょっと鶴が始祖鳥に見えなくも無いですが・・)

素焼きパネルブレートはフュージングでかなり使えそうなアイテムです。

お手持ちの電気炉のサイズに合わせてサイズカットも承ります。

ダイヤ切断機でカットしますので、1カット100円になります。

新年からの発売です。

ご期待下さいませ。

by? Tajima

渋谷駅から東横線で1駅先に代官山駅があります。

いまや代官山はおしゃれな街の代名詞みたいになっていますね。

その代官山駅を出て徒歩1分のところに万華鏡作家で知られる

山見浩司さんのアトリエ「リトルベア」があります。

http://www.littlebear.jp/

ここはまだ代官山駅の北口改札を出たばかりのところです。

もうアトリエのガラス窓の看板が見えています。

窓が開いていれば、手すりを乗り越えてここから入れそうです。。。?( ^ o ^ ) v

こんなに近いとは予想外でしてアポイント時間まで少しあったので、

代官山駅周辺を歩いてみました。

駅から5分くらいのところに憩いの広場みたいなのがありました。

シンプルなクリスマスツリーも代官山にあると、

どこかおしゃれに見えてきます。

こんなガラスのオブジェがありました。

これはなんでしょう?

ベンチにしては座りづらそうですよね。

よく見るとガラスブロックにサンドブラストで

不思議なメッセージが彫ってあります。

なんだかよく分からないことが書いてあります。

こんな不思議なガラスオブジェ? が広場のあちこちにあります。

わけの分からないものがおしゃれに見えてしまうのが、

代官山の代官山たるところですね・・・

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いい感じで時間つぶしができたので、

いよいよ山見さんのアトリエを訪ねました。

ビルの3階に万華鏡教室&アトリエの「リトルベア」があります。

決して広くはないアトリエですが、

とてもきれいで機能的に整理整頓されています。

山見さんはとても穏やかに初対面の私を迎えて下さいました。

アトリエ内には山見さんが作られた

万華鏡がたんさん飾ってありました。

どの作品も豪華で美しいです。

ほとんどが山見さんのオリジナル作品です。

少し中を覗かせていただきました。

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写真の撮り方が悪いのですが、実物はほんとに綺麗でした!!

万華鏡がこんなにも綺麗なものだとは知りませんでした。

「カレイドスコープ昔館」から驚きっぱなしです。

山見浩司プロデュースによる

有田焼の有名窯元が制作した陶器の万華鏡もありました。

販売もしています。 52,500円 (税込み)です。

万華鏡コレクターの方にとっては、かなりお値打ちのようです。

私にはちょっと手が届きませんけど・・

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山見浩司さんはNHK「趣味悠々」の万華鏡講座の講師をつとめられて、

一気にステンドグラス業界の中でも有名になりました。

山見さんには万華鏡作家になるまでのいきさつを

いろいろとお聞きしました。

まさに「人に歴史あり」のお話でした。

こちらが山見浩司さんです。

じつに穏やかな口調で丁寧に話されるのが印象的でした。

作品にも山見さんのお人柄が出ていました。

ありがとうございました。

12月18日のお話でした。。。

by? Tajima

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