2011年07月05日
Win7PCの最終調整をしています。
今回初めての64bit版PCを組み立てて
いろんなことが分かってきました。
結論としてはOSのWindows7 Ultimateのカテゴリーでも
32bit版と64bit版では全く別物だということです。
決定的に違うのはOSが認識できるメモリが
32bit版では最大3.25GBまでなのが、
64bit版では最大32GBまで認識できることです。
およそ10倍の違いです!!
今回のPCには8GBのメモリを積みましたが、
まだまだ増やすことができる余裕があるのですね?♪
よってハードな動画編集してもメモリ不足に悩まされることは無いのです。
またUltimateにはXPモードというものが搭載されていて
XP時代に使用していた古いアプリケーションでも
仮想XPモードで動かすことができるのです。
Win7では動作しないソフトでも仮想XP上で使えるのです。
この辺りはマイクロソフト社のユーザーに優しいところですよね?♪
A社は古いユーザーの財産(高額なアプリケーション)さえ
新製品の為にはバッサリと切り捨てちゃいますから・・
(そこが革命的なものを生み出すA社らしいところですけれどもね。。)
仮想XPモードとはWin7-PCの中に、
もうひとつ別のXP-PCがあるような感じです。
実際の画面ではこんな感じです。
仮想XPモードはWin7の32bit版でもできますが、
メモリがもともと3.25GBまでしか積めない32bitのOSでは
結局はハード的にツライことになってしまうのですネ・・
64bitならば仮想XPモード上で3GBのメモリ割り当てができるので、
Win7自体もメモリの余裕を保って動かすことができるのです。
ただしWin XPと同様に動かすには、
それぞれのアプリケーションによって
多少専門的な知識と設定が必要になります。
今回組み立てたPCの全体像です。
それにしても調整していけばいくほど、
ものすごい可能性を秘めた
これからのOSだということが、
ようやく分かってきました。
まだまだ64bitの本当の凄さを
半分も理解していないのでしょうけれど、
分かりやすく言えば
Win7 32bit版はWin XPの進化系OSで、
Win7 64bit版は歴史を携えた近未来型のウルトラOSということです。。
全く似て非なるものなのです。
(自作向けDSP版の価格は同じですけれど・・)
by? Tajima
2011年07月04日
先日、担当のお客様に鉛フリーハンダを使用した際の問題点について
ご質問をいただきました時に、私自身明確な回答ができなかったので
その時メーカーから得られたコメントを要点だけですが、少しご紹介をさ
せていただきます。
まず、鉛フリーハンダは文字通り鉛を含まない為、流動性が低下し融点
も高い事から現在ステンドグラスでお使いのハンダゴテでは、作業性が
かなり悪いという事があります。そしてこれが一番お問い合わせが多い
と思われるコテ先の消耗については、鉛・錫のハンダを使った場合に比
べ、3?5倍消耗(侵食)するという事です。これは鉛フリーの主成分の錫
の拡散反応が原因とされ、通常ハンダの場合、高温でも安定している鉛
が錫の活性をある程度抑えているから、すぐにわかる程消耗はしないそ
うです。実際はメーカーより、もっと複雑で難しい話を聞きましたが要は鉛
フリーハンダの場合は、コテ先の早期の消耗は仕方のないという事です。
しかし、少しでも消耗(侵食・黒色酸化)を遅らせる手立てとして、以下の
点を挙げさせていただきます。
?
・コテ先は急な温度変化に弱い為、水を含ませたコテ先クリーナーを使わず
カタログP.29のワイヤータイプのHK633-01を使う。
・温度調節機能付きのHK934ECを使う。その際のベスト温度は「390℃」。
・使用しないコテを通電したまま長い時間放置しない。
・消耗末期でなければ、錫とフラックスを混合したペースト状クリーナー(チップ
リフレッサー)でマメにメンテナンスをする。
※上記、具体的な商品名を挙げましたが同等品なら結構です。
※フラックスは、通常品でOKです。
?
以上、環境問題などで鉛フリーハンダをご検討していただく機会が今後多くなる
と思いますが、先述の作業性やコテ先の消耗の早さなども、ご理解をいただけれ
ば幸いです。
by? D.K
2011年07月04日
今日は直圧ブラスターの
ユニット部分の組み立てです。
これがプレーンに状態の直圧タンクです。
0.7Mpaくらいの大変高い空気圧にも耐えられる
とっても頑丈に出来ている鉄製タンクです。
もちろんJUJOのオリジナルです。
これに部品を組み付けていきます。
部品を組み合わせていくのですが、
このモンキーレンチを使った締め具合というものは、
とてもデリケートなところでして、
締め過ぎてもいけないし、緩くてもいけないのです。
この締め加減は他人に伝えづらいのです。
以前あるお客様に修理用のパーツをお送りしたら、
締め過ぎてパーツ全体を壊されてしまったことがありました。。
ツライお話です・・
またその締め加減もすべて同じじゃなくて、
強めに締める箇所と少しだけ緩めで良い箇所が混在しているので、
タチが悪いのですね。。
ちなみにここはしっかり締めなきゃいけない箇所です。
こればかりはシステムを完璧に把握した上に
たくさんの場数を経験して、
はじめて感覚で分かることなんですね。。
そんな感じでこのブラスト機は組み立てています。
てなことを思いながら、
夕方にはなんとかほぼ全体が組みあがりました。
実際にエアーを入れてのテストも一発OKでした。
一発で決まるとなんだか嬉しいです ♪
ダメな時はパーツの不具合が原因の場合がほとんどですが、
良品パーツの交換などでズルズルと時間ばかりかかってしまい、
気分もガックシになってしまいます。
今回はすべて一発OKなのが、
逆に少し不安になったりしますけれどもね。。
?
どちらにしても納品が無事完了するまでは、
不安な精神状態が続くのです。。
(いつものことですけれども、なかなか慣れません・・)
by? Tajima
2011年07月03日
今日はサンドブラスト機の
組み立てでした。
来週末には納品と時間がないので、
休日出勤での組み立てになりました。。
組み立てるサンドブラスト機は
te-3フルセットPFX-Eのハイエンドモデルです。
まずは土台部分から作っていきます。
土台も特注スチール製のなんにもないプレーンな状態です。
各寸法に合わせてゴム板をカットします。
パーツの多くは1つ1つ手作りです。
組み立てはじめてから3時間くらいすると
ブラスト機内部はこんな感じになってきます。
およそ5時間でte-3本体は組みあがりました。
組み立てているこの倉庫には空調がなく、
暑さ対策は扇風機だけです。
今年はもうすでに猛暑なので午前中には済ませようと
朝8時から組み立てはじめて、
なんとか1時までには組み立て完了しました?♪
今日はここまでです。
直圧ブラスター部分の組み立てがまだ残っています。
明日もまた涼しいうちに頑張らないとね。。
by? Tajima
2011年07月02日
先日作った
葡萄のフュージングパネル
「月夜に葡萄の図」は最終的に
市販されているアクリルのお皿立てに
立て掛けることになりました。
こんな感じです。
少し光が透けて枯れ山水のような雰囲気で
かなり気に入っています。
?
でも・・
毎日この作品とは対話しています。
「ほんとにこのままで良い ?」
「もう1回平面で焼こうか ?」
と・・
実は葡萄の葉の質感が私的には
もうひとつ満足していません。
もう少しだけですけれど、しっとり感が欲しいのです。
でも葡萄の実や蔦や月や背景に関しては
これ以上焼成して崩したくないのです・・
葉だけ焼成するわけにはいかないのが、
つらいところです。
この子(作品)の応えは
「このままで良いよ」
と言ってくれてるように感じます。
もしかしたらですけれど・・
焼成の際にトップの温度であと2分長く引っ張れば、
良かったのかも知れません。
もう今更戻れませんが。。
もう一度焼成すると全体的な締まりが崩れる危険性があります。。
フルフューズしないこのようなフュージングは、
トップの温度と時間の設定がほんとに難しいんですね。
?
油絵のように納得いくまで塗り重ねられる絵画が
少しうらやましくなったりします。。
?
皆様にとっては、正直どうでも良い話でしょうけれど・・
by? Tajima
2011年07月01日
Windows-PCの
組み立てのお話です。
まずはCPUの取り付けです。
このCPUをマザーボードに取り付けることから
組み立てがスタートします。
CPUにシリコングリスを薄く塗り、
巨大なCPUクーラーを取り付けます。
このくらいのCPUファンで冷却しないと、
CPUは熱を持って暴走してしまうのですね。。
PC内の熱を発するパーツを効率よく冷却することが重要なんです。
すべてのパーツを取りつけ配線したら
いよいよOSのWindows7 Ultimate 64bit版をインストールします。
初めて電源スイッチを入れる時は、
いつもながらとても緊張します。
致命的な配線ミスがあっては大変なことになりますから・・
無事インストール画面になりました?♪
あとはインストールの流れに沿って設定していきます。
心配していた各パーツの相性の不具合も無く、
夕方にはOSと各種ドライバーのインストールが完了しました。
今回の組み立てはほとんどトラブルが無かったです♪
( ^ o ^ ) v? ヨカッタヨカッタ
?
明日からはアプリケーションソフトを
インストールしていきます。
もう少しでオリジナルWin7-PCは完成です。
?
そして次の仕事はサンドブラスト機の組み立てです。。
by? Tajima
2011年07月01日
7月もどうかよろしくお願いします。
それにしても、毎日暑いですね。
梅雨時からこんな風では、明けた後、
9月初めまでの「真夏」と言われる
約2ヶ月間が本当に思いやられる所。
どうか皆様、引き続いてご健康には留意下さるよう。
3年程前、滋賀県のJR北陸線、長浜駅に降りる機会がありました。
ここの駅名標はダルガラスを用いた魅力あるもの。
ダルならではの立体感ある夏向きの涼しげな意匠が好感でき、
是非又見に行きたいなと思っている所。
思えば長浜は、ガラス工芸の一大拠点、
黒壁スクエアの存在も有名ですね。
小社2階の応接スペースにも、
ダルを使ったパネルがございます。
こちらも今の時季に相応しい、
涼し目のデザインが中々です。
近年は、ココモ社のダルが多くなりました。
今月も、少し入荷予定がございます。
by ?N
2011年06月30日
原子力発電停止によって、この夏の電力不足は確実ですが
皆様はどうお過ごしでしょうか?
自分は今週に入ってからは暑さにガマンできず、自宅ではエ
アコンを使ってしまう毎日です。
車の製造工場などは、 (節電の影響で)平日休みのシフトが
始まるようですが、今後もまだ思わぬ所で予想外の影響が私
達身の回りにも起こるかもしれませんね。
電気の使えない生活を想像するとゾッとしますが、今後の国の
対策が注目されます・・・・・・・
by? T.K
2011年06月30日
葡萄の大皿の
平面での焼成が終わりました。
焼成時間はほぼ1日半かけています。
イメージ通りの完璧な焼き上がりです。
フュージングされて一体物になっています。
修正した焼成プログラムが正解だったようです。。
電気炉から取り出して、
葉の間に詰めていたカオウールブランケットを
ピンセットで取り出します。
全体を水できれいに洗浄してこんな感じになりました。
私にとっては、ほぼ完璧な出来上がりです。
これを見ていたら、
もう一度素焼きモールドに乗せスランプ焼成するのが
はたして良いことなのかと疑問になってきました・・
正直お皿にするのは意味がないように思えてきたんですね。
平面のままパネルとして活かしてあげたほうが、
この子(作品)に関しては幸福なのではないかなぁと・・
前回の失敗をふまえて修正を加えた
スランプ用の焼成プログラムはできていたのですが、
結果的に使うのはやめにしました。
このΦ40cmの葡萄のパネルをきれいに飾れるものを
用意しようと考えています。
背景が前作のようにブラックでは無く、
墨流しで光を通すので、
ライティングすることもできますしね。。
へへ ( ^?. ^ )
よってこれで3D葡萄の大皿 ? は
お皿ではないけれど制作途中で完結となりました。
初志貫徹で無くてスミマセンデス・・
(曲げるのが怖くなったわけではありませんので・・アシカラズ)
?
ちなみに作品タイトルは
「月夜に葡萄の図」
です。
お粗末さまデシタ。
?
(作った者には、生まれてきたものを幸福にする責任があるのです。)
by? Tajima
2011年06月29日
Bullseye社ではこの度
“On Line Education”という、
フュージングに関しての
ネット上の動画配信を始めました。
そのCMというかプロモーションというか
が下記のサイトで見られます。
なかなかおしゃれな作りになっていて、音楽も
ポップでキャッチィーで好きです。
?
http://www.bullseyeglass.com/education/online/
?
Bullseyeのホームページからメンバー登録し、
年会費$39で20以上のレッスンが見られるようです。
今現在は18の動画が見られるようになって
いて、これからも徐々に増やしていく予定だそうです。
?
動画の内容は、“フュージングの基礎を学ぶ”をコンセプトに、
ガラスのクリーニングの仕方、ガラスカット、
基本工具の使い方や、カラーリアク
ションの話などなど。たくさんの内容を見る事ができます。
英語のみという所が少し残念ですが、
動画なので内容を理解するのはそんなに大変ではないようです。
?
その予告動画の中に、英単語が次々にでてくるシーンがあるので注意深く見てみて
ください。全部で13の単語を使っています。全て “_____ it” という風に it
につながるようになっているのですが、さていくつの単語わかりますか?
?
動きが早いので、動体視力を鍛えながら見て下さい。
?
by jun