日: 2020年7月10日

無事に棚卸が終わりました。

棚卸をすると現在のカタログ(黒色)には載っていない商品を目にする機会があります。
今回はそんな商品の中からフュージングに利用できる物を紹介しようと思います。

まずはBUFのカバーガラス各種です。

 

二つ前のカタログ(紫色)に掲載されていましたが、現在のカタログには掲載されていない商品です。

もう一つURT1009Sです。

 

 

こちらは毎月の資料で過去に紹介されたものです。
ウロボロス社製の2mm厚の黒色ガラスでC.O.E.90(BUFと相性が良い)です。
BUF0100と違って透けることもなく、模様のないフラットなガラスで、SPF1009Sに似ています。

この2点を焼いてみようと思います。

 

まずは、URT1009SにBUT1101を重ねて、タックフューズをしました。サイズは20cm角です。

 

プログラムは3工程で行いました。
① 200℃/h 540℃ 30分キープ
② Max ℃/h 740℃ 10分キープ
③ Max ℃/h 485℃ 60分キープ

 

そしてBUFカバーガラスは一緒にそのまま焼きました。

BUFカバーガラスです。

 

黒色ガラスは熱を吸収しやすいので、ハートの形が保てていませんので、730℃で焼いた方が私好みになるかもしれません。

 

URT1009SとBUF0100のタックフューズです。

 

泡が立体的に見えつつバックが黒で、厚さ4mm程度のガラス板ができました。

 

今回紹介しました商品は数に限りがありますので、気になりましたら、営業担当者にご質問ください。

また、焼成結果はキルンごとの特性により変わりますので、試し焼きをしてプログラムを調整して行って下さい。

 

 

ito

こんにちは、フリモントです💛

7月にはいり夏本番、毎日じめじめと湿度がたかく

過ごしずらい日々が続いていますが、各地で豪雨の被害もあり

またコロナも感染者が増えつつありますが、一日も早くすっきりとした

気持ちのいい風が吹き抜けるトキが来るといいなと思います。

 

さて、春から続きました最近の施工物件も今回でいったん終わりかな・・・(笑)

 

昨年からお打合せさえていただいていた個人のH様邸の施工に6月上旬に

納めてきました。

 

お打合せ時にイメージを聞いた時は絶対無理だ・・・とおもいつつ

どうしたらお客様のイメージに沿うものが今ある技法で表現できるのか

考えました。

 

そうしてご提案し何度もサンプルを制作し確認していただきながら

しかも協力工房さんも今回初めての試み!

私も初めての依頼でした。

 

正直いろんな葛藤、やり取り、お客様との板挟みしんどくキツかった—–。

 

でも、いつも何とかして応えてくれようと試行錯誤して創り出して

くれたおかげで私にとっても初めての事例となり、お客様にも大変ご満足いただけ

それがまたしんどさを吹っ飛ばしてくれました。

 

 

パーツを作って配置している様子です。

 

ブルーと赤のガラスはガラスのパウダーをクリアのガラスに

グラデーションになるようにふっています。

この切り端を見たとき感激しました!

お客様にもこれをお見せして、こんな風にして造ってくれたかー

と感動してくださいました。

 

 

施工前

 

施工後

 

 

こんな物件は最初で最後かな・・・と心に想い、このような機会を与えて

下さってH様に感謝でいっぱいです。

 

ありがとうございました・・・。

 

 

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