無事に棚卸が終わりました。
棚卸をすると現在のカタログ(黒色)には載っていない商品を目にする機会があります。
今回はそんな商品の中からフュージングに利用できる物を紹介しようと思います。
まずはBUFのカバーガラス各種です。
二つ前のカタログ(紫色)に掲載されていましたが、現在のカタログには掲載されていない商品です。
もう一つURT1009Sです。
こちらは毎月の資料で過去に紹介されたものです。
ウロボロス社製の2mm厚の黒色ガラスでC.O.E.90(BUFと相性が良い)です。
BUF0100と違って透けることもなく、模様のないフラットなガラスで、SPF1009Sに似ています。
この2点を焼いてみようと思います。
まずは、URT1009SにBUT1101を重ねて、タックフューズをしました。サイズは20cm角です。
プログラムは3工程で行いました。
① 200℃/h 540℃ 30分キープ
② Max ℃/h 740℃ 10分キープ
③ Max ℃/h 485℃ 60分キープ
そしてBUFカバーガラスは一緒にそのまま焼きました。
BUFカバーガラスです。
黒色ガラスは熱を吸収しやすいので、ハートの形が保てていませんので、730℃で焼いた方が私好みになるかもしれません。
URT1009SとBUF0100のタックフューズです。
泡が立体的に見えつつバックが黒で、厚さ4mm程度のガラス板ができました。
今回紹介しました商品は数に限りがありますので、気になりましたら、営業担当者にご質問ください。
また、焼成結果はキルンごとの特性により変わりますので、試し焼きをしてプログラムを調整して行って下さい。
ito